てるてる坊主の実は恐ろしい由来とは? 作り方やその効果は?
2018/06/18
みなさんは、子供のときよく遠足や旅行の前の日なんかに、てるてる坊主を作りませんでしたか?
私も、「明日晴れますように・・・・・。」と必死に願いを込めて作った記憶があります。
子供のころは、てるてる坊主にすべてをかけた感じでした(笑)
でも、昔より今の子供はあまり作らないように感じます。
なんだか寂しいですね・・・。
自分の子供にも、純粋な気持ちで作ってもらいたいなと思っていますが、よく考えると、てるてる坊主の由来ってどうなんだろう、正しい作り方ってどうなんだろうという疑問に今回は答えていきたいと思います。
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てるてる坊主の由来って??
むかしむかし、雨が降り続いていて大変な時期があったそうです。
「晴れてくれないかな・・・」と、みんなが太陽をずっと待っていたのですが、なかなか太陽は顔を出してくれません。
雨ばかりの日が、続いてたある日のこと、お経を唱えれば「次の日は絶対に晴れになる。」という有名なお坊さんが街にやってきたのです。
そのお坊さんは、お殿様の前でお経を唱え始めました。
「これで明日は晴れになりますよ。」とお坊さんはお殿様に言いました。
ですが、残念ながら、次の日も雨になってしまったんです・・・・・。
お殿様は、「今日も雨じゃないか!」とお坊さんが嘘をついたとして、お坊さんの首をはねることにしました。
お坊さんは、首をはねられてしまい、その首をおまじないとして布に包んで吊るしたところ、次の日は快晴になったと言います。
これが、私たちが子供のころよく作ったてるてる坊主の由来となります。
てるてる坊主の頭の部分は「生首」だったということになります・・・。
なかなか恐ろしい由来ですね。。
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なんだか、あのかわいい出で立ちからは考えられない怖さの由来ですね。
でも、これが本当の由来なんです。
てるてる坊主の正しい作り方!
実は怖かった由来をしたあとなんですが・・・ 正しいてるてる坊主の作り方をお話ししたいと思います。
正しい作り方は、
- てるてる坊主には、顔を書かないで作る
- 晴れたら、顔を書いて御神酒を添えてあげる
- 役目を果たしたら、川に流す
- 作っても雨になってしまったときは、顔を書かないで川に流す
作り方を間違えると、逆効果になってしまうかもしれませんので正しく作りましょうね。
てるてる坊主の効果ってあるの?
効果は、単なる言い伝えや迷信もあって、絶対に効果があるとは言い切れません!
てるてる坊主に顔を書いてしまったり、黒い紙で作ったり、逆さにしたりすると雨が降ってしまうんだとか。
今回は、由来などについて書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
実は怖い由来があることにびっくりしませんでしたか?
ちょっと子供には刺激が強いかもしれませんね・・・。
童謡の「てるてる坊主」という歌詞も確かにちょっと怖いですもんね。
3番の歌詞の最後に、「てるてる坊主 てる坊主 明日天気にしておくれ それでも曇って泣いたなら そなたの首をチョンと切るぞ」とあります。
首をチョンと切るぞって・・・・怖すぎる・・・。
この童謡ですが、由来とかぶりますよね。
私が子供のころは、顔を書いて作っていましたが間違った作り方だったんだと今反省です。
だから、雨の日が多かったのかと納得な気がします。
なので、自分の子供には正しいてるてる坊主の作り方を教えたいなと思いました。
久しぶりに、子供と一緒にてるてる坊主を作ってみようかな~と思いました。
みなさんもぜひ作ってみてくださいね!