南中ソーラン節振り付けの意味とは!?
2019/01/09
ソーラン節振り付け、踊りの意味
みなさんは、毎年行われている札幌の「YOSAKOIソーラン祭り」に行ったことはありますか?
私は、残念ながら行ったことがなく、今年行こうと思っています☆
友人が出るとのことで、家族で札幌を楽しみながら行く予定なんです。
このお祭りで踊られるソーラン節の振り付けや言葉の意味をご存知でしょうか?
こちらの記事ではそんな踊りの意味とYOSAKOIソーラン祭りの関係についてお伝えしていきます。
行ったこともない人もこれから行く人も、この記事を見て、「早く行きたい!」や「行ってみたい!」と思ってもらえると幸いです。
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ソーラン節の振り付け
そもそもソーラン節の振り付けって何を意味しているのでしょうか?
ソーラン節とは、北海道の日本海側沿岸の民謡のことです。
漁師が船上で歌っていた民謡だったんですね。
ニシン漁の歌としても有名で、発祥は、後志の積丹半島から余市郡です。
そしてこのニシン漁師の民謡を振り付けアレンジしたものがソーラン節なのです。
北海道の日本海側の沿岸は、春になるとニシンが産卵するために、戻ってきます。
その産卵のときは、海が真っ白になるくらいすごかったとか。
時はさかのぼって江戸時代。
江戸時代から昭和の初めくらいにかけて、大量に群がるニシンを目当てに日本海の沿岸はかなり大賑わいだったそうです。
この、ニシンが群がってくる時期になると、東北地方や北海道各地から「ヤン衆」と呼ばれる出稼ぎの漁師がやってくるのです。
ソーラン節は、ニシン漁のときに唄われた「鰊場作業唄(にしんばさぎょううた)」の一節と「沖揚げ音頭」が混ざって独自に変わっていった唄ものです。
鰊場作業唄
江戸時代後期から昭和時代中期まで隆盛を極めたニシン漁に従事する出稼ぎの漁師たちが、仲間の結束を固め作業の憂さを晴らすなかで自然に生まれた民謡である。北前船の乗組員や、東北地方からの出稼ぎ漁師が持ち込んだ東北民謡を基にした作業唄で、漁の流れに沿って四部構成を取る。
なお、鰊場作業唄の一節「沖上げ音頭」が洗練されたものが、北海道民謡として有名な「ソーラン節」である。
出典:Wikipedia
例えば踊りの一部に、腰を低くおろして綱を巻いているような振り付けは船上で網を引き上げる動作から来ていると言われています。
網を引き上げる時の掛け声”ソーラン”が歌へ、そして踊りへと発展していきこのような振り付けになったのです。
南中ソーラン
ソーラン節と一緒によく南中ソーランというのを聞きますが何が違うのでしょうか?
南中ソーランはソーラン節をアレンジしたものになります。
とある中学校の先生と生徒がアレンジして考案したものなのですが、これが運動会や体育祭で踊られるようになりました。
なんと由来は中学校の名前だそうで、北海道稚内市の南中中学校の南中をとってこのように命名されたのです。
ソーラン節の振り付けを見にYOSAKOIソーラン祭りへ
実際に振り付けを観るには生で観るのが一番。
今年もYOSAKOIソーラン祭りが札幌で行われます。
気になる日にちですが、
開催日:2017年6月7日(水曜日)~11日(日曜日)
会場:大通公園ほか札幌市内約20会場です。
(ちなみに南国土佐、高知で行われるよさこい祭りは2ヶ月後の8月に毎年開催されています。)
なんと今年で26周年になります。
歴史のあるイベントなんですね。
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今年は例年以上に盛り上がりそうですね。
ソーラン節といえば、踊りですが、みなさんは振り付けの決めてってご存知ですか?
踊りには2つの決め手があるそうなんです。
1つ目は、「鳴子」という持って踊ること。
2つ目は、「演舞に使う曲にソーラン節のフレーズを入れること」です。
この2つを守って踊れば、北海道らしいソーラン節になっていきます。
「鳴子ってなに??」と思った人もいると思います。
鳴子
鳴子とは、田畑に吊るしてある鳥を追い払うために使用していた音具です。
鳴子と使用したのは、高知のよさこい祭りで使われたのが初めらしいです。
YOSAKOIソーラン祭りの踊りは、地方車(じかたしゃ)を先頭にしてその後ろを、前進していくパレード形式と、ステージで踊る固定形式の2パターンがあります。
場所によって、振り付けが違うのでそれも楽しみの1つですね。
主な会場ですが、毎年札幌市内に約25会場もの会場があります。
すごいですよね。
市内中心部にある大通公園では、パレード形式の踊りと、ステージ形式の踊りの両方を見ることができます。
大通公園の南北パレード会場では、500mにもなる目抜き通りを前進する盛大なパレードが見ものですね。
毎年YOSAKOIソーラン祭りに行っている友達に聞いたのですが、このパレードは絶対に見た方がいいと言っていました。
1番の見どころで、1番迫力があるみたいです。
大通公園以外では、大型スーパーやホームセンターの駐車場、北海道庁赤れんが前広場やサッポロファクトリーや、商店街などで行われます。
札幌のいたるところが、ステージみたいな感じですね☆
実際にパレード見てみたくなりましたか??
ニシン漁から来ていたのがソーラン節の元々の起源だったとは、私も以前までは知りませんでした。
意味がわかったところで、一段と楽しめるかもしれません。
かなり盛り上がるみたいですし、今年の夏は札幌や高知に出向いてソーラン節を見ながら夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
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