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七夕飾りの意味 子供に短冊や吹流し、ちょうちんの説明をしよう!

      2019/01/09

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七夕飾りの吹流しやちょうちんには意味がある

 

七夕飾り
 

七夕が近づいてくると子供たちも七夕飾りを楽しみにしているのではないでしょうか。

 

子供は楽しく願い事を書いて笹にかけるのが七夕飾りと思っているかもしれませんが七夕の飾りそれぞれに意味があることを果たして知っていますでしょうか?

 

もしかしたら我々大人達もあまり七夕飾りの意味をよくわかっていないかもしれません。

 

そこで今回は吹流しやちょうちんといった七夕飾りの意味を簡潔にまとめてみました。

 

また七夕のうんちくも紹介しているので楽しんでもらえればと思います。

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吹流し、ちょうちんの意味

 

奈良時代には五色の糸を星にお供えする習慣があったようですが、室町時代には書道の上達を願い硯(すずり)や墨で短冊に書いた和歌を収めるようになったとされています。

 

江戸時代になってからは一般にも普及し、現在では色紙を使いさまざまな飾りを付けたりするようになりました。

 

実はこの飾りにもひとつひとつ意味があるのです。

 

 

吹流し=織姫のように機織が上手になりますように

 

提灯(ちょうちん)=ちょうちんの明かりで心が明るくともされますように

 

短冊=願い事が叶い、字が上手になりますように

 

紙衣(かみこ)=女子の裁縫の腕があがるように

 

巾着(きんちゃく)=お金が貯まりますように

 

投網(とあみ)=豊漁になりますように

 

屑籠(くずかご)=整理・整頓、物を粗末にしないように

 

千羽鶴=家族が長生きしますように

 

短冊,願い事
 

ちなみに笹飾りの竹は「まっすぐ育つ」ことから邪気をはらう植物とされています。

 

このように七夕飾りには様々な意味があるのを知って飾りを作ったり、願い事を書くと想いも一味違うかもしれませんね。

 

縁結びの願いをかけるお寺

 



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七夕に短冊に願いを書けるお寺があるのを御存知でしょうか?

 

有名なところでは「神田明神」ここは恋人たちの縁結びとして御利益があるとされています。

 

7月7日に七夕祭が行われ期間中であれば社殿の両脇にある大笹に短冊を結びつけてお祈りすることが可能です。

 

増上寺は徳川の菩提寺としても知られていますが、大殿前広場の「願事書き所」で受付があり、毎年数多くのカップルが訪れています。

七夕当日にはライトアップもあり、東京タワーとのコラボが楽しめ無数の灯篭にも光が燈り綺麗です。

 

日本の七夕の起源

 

・平安時代に中国から伝わり宮中の行事として行われるようになりました。

 

そして宮中の人々は桃や梨、なす、瓜、大豆、干し鯛、アワビなどを供えて星を眺め、香をたき楽を奏で詩歌を楽しみました。

 

それと同時に里芋の葉にたまった夜露を「天の川のしずく」と考えて、その露を墨で溶かし梶の葉に和歌を書いて願い事をしたそうです。

 

※梶の葉は古くから神聖な木とされ使われていました

 

・江戸時代になると七夕行事が五節句の一つとなり、やがて庶民の間にも広まり全国的に行われるようになりました。

 

人々は野菜や果物を供え詩歌や習い事の上達を願うようになりました。

 

※五節句=人日(じんじつ)1月7日・上巳(じょうし)3月3日・端午(たんご)5月5日・七夕(たなばた)7月7日・重陽(ちょうよう)9月9日

 

そして梶の葉の代わりに五つの色の短冊に自分の願い事を書いて笹竹につるし星に祈るお祭りと変わっていきました。

 

中国には古代より木・火・土・金・水の五つの要素によって自然現象が変化するという学説があり、5色の短冊はこの意味にちなんだ緑・赤・黄・白・黒です。

 

七夕神社

 

吹流し
 

七夕神社は福岡県小郡市にあります。

 

地元では親しみをこめて「たなばたさん」と呼ばれているそうで正式名称は「媛社(ひめこそ)神社」です。

 

そして「七夕神社」と正式に登録されているのはここだけになります。

 

その歴史は古く、8世紀に記された「肥前国風土記」にも登場しているほどの古社で、祭神は媛社神(ひめこそのかみ)と織姫神(おりひめのかみ)です。

 

織姫神は機織りが上手な神様だったようで、古代では神事に織物が重要な役割を担っていたことから機織りは女性にとって神聖な仕事でした。

 

そんなことから織姫神は女性に信仰されていたのも当然とされていました。

 

そして中国から伝わった「牽牛・織姫」の故事と日本の「棚織姫(たなはたつめ)」信仰がひとつになって誕生したのが七夕信仰と言われています。

 

この七夕神社から筑後川の支流宝満川を挟んで斜め向かいには、彦星を表す牽牛をお祀りする「老松宮」があり、まるで天の川に分け隔てられた織姫と彦星の七夕伝説そのもののようです。

 

毎年8月7日が七夕神社の夏祭りです。

 

子供神輿や獅子が各氏子宅を回る伝統行事が行われます。

 

境内には七夕飾りや、祭提灯、全国から寄せられた色とりどりの短冊が笹竹に飾り付けられます。

 

多くの夜店が並び毎年多くの人で賑わいを見せているようです。

 

夜は特設ステージにおいて多彩な演芸が催しされ夏のひとときを楽しむことができるようです。



 

さて今回は吹流しやちょうちんといった七夕飾りの意味や七夕の由来にも子供にもわかりやすく説明できるようにまとめてみました。

今年はあなたも子供と一緒に短冊に願いを込めて七夕飾りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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