溶連菌感染症に大人がなったら仕事は?
2018/06/28
溶連菌感染症に掛かってしまった!その時仕事はどうすればいい?
『溶連菌感染症』、この言葉を聞いたとき、私は一瞬首を傾げました。
何故なら私は今まで一度も『溶連菌感染症』という言葉を以前まで耳にした事のない単語だったからです。
そのため、溶連菌感染症について調べてみたところ、以下の事が解ったのです。
溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌によっておこる感染症であり、喉の痛み、発熱、発疹などの症状を伴う。
(デジタル大辞典より引用)
これだけでも十分怖いのですが、もっと溶連菌感染症に関して重要な事があります。
それは、子供が掛かる事が多いと言われているのですが、実は大人も感染します。
もし溶連菌感染症に感染なんかしてしまったら、この記事を読んでいる方の多くは既に社会に出て仕事をしている大人の方が多いと思いますが、こんな心配をしてしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、溶連菌感染症に掛かった場合の対処法と、この病気が大人にどんな影響を与えるのかについてシェアしたいと思います。
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もし溶連菌感染症になったら、仕事はどうすればいい?
一番気になるのはやはりこれですね。
溶連菌感染症になったら、仕事はどうするべきか。
結論から先に申し上げます。
『溶連菌感染症』に感染した場合、仕事の休みを取るのは基本、強制ではありません。
自覚症状があるくらい重症の方は休みをとって安静にされるといいのですが、自覚症状がない位に症状が軽い方は別に休みを取らずにそのまま仕事に行こうかと考える方も多いと思います。
実際、私も自分がこのような立場になったらそうすると思います。
たいして体調も悪いわけではないのに、仕事を休むなんて、考えられないと思っていますので。
ですが、ここで忘れてはいけないことがあります。
溶連菌感染症は、感染している患者さんが発する咳やくしゃみによって人から人へ感染していく病気だからです。
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普通に健康な人には感染しませんが、体調不良などで免疫力が弱っている人には溶連菌感染症に感染しやすくなります。
しかも仕事となると、限られた空間の中で同僚や上司と何時間も一緒にいる訳ですから、感染させるには十分な環境となってしまいます。
つまり、簡単に同僚や上司に感染させやすいという事なんです。
いくら大人と言えど、同僚や上司の今日の体調なんて、よほどしんどそうにしていない限り解りかねますよね。
大人と言ってもエスパーではありませんから。
もしも仕事の同僚などにうつしてしまったら、後々『お前が溶連菌をうつしたせいで』と因縁を付けられてしまうかもしれません。
そんなのは誰だって嫌ですよね。
なので、溶連菌感染症に掛かってしまったら、症状にかかわらず仕事を休むんで家で安静にしてる事を私はお勧めします。
以前私の職場にいた上司の口癖はこうでした。
『大人になったら体調管理をしっかりするのも仕事の内だ。』と言われていました。
その当時の私はまだ大人になったばかりで、『大人になったら体調管理も大事という事は、どんなことがあっても体調不良なんか起こすな』と上司は言いたいんだなと思っていました。
同時に、『それが大人なんだ』とも思ったものです。
私ももう大人と言える年なんだし、お金をもらうために仕事をしているのだから、体調なんか崩して休むのは、学生だった頃と同じ感覚なんだと思っていました。
今思えば、『大人』と『仕事』というものを、どこか神聖なものの様に思っていたんですよね。
ところが実際は違っていました。
上司は『体調を崩すな』と言いたかったのではなくて、『体調が悪い時は仕事せずに安静にしていろ』と言いたかったのだと今なら解ります。
当時の私の様に上司の言葉を『体調を崩すな』と捕らえた同僚が職場で倒れた時に上司が厳しくその同僚を叱っていたんです。
その時に先程の『体調が悪い時は無理をするな』という言葉を私も聞きました。
そうなんです。
大人と言っても私達は人間、常日頃から健康に気を配っていてもやっぱり何かしらの原因で体調を崩すことはあります。
大事なのは、自分自身の今の体調と向き合って、それからどうするかを判断する事なんですよね。
もし、当初は些細な体調不良でも、時が経つと症状が悪化して取り返しのつかないことになってしまう可能性もあるのです。
そうなってしまったらすべては遅いのです。
自分の体調と向き合わずに、『体調を崩すなという会社が悪い』とか、『休ませてくれなかった周りが悪い』と、周りに責任転嫁なんかしたくはありません。
そもそもそんな大人になんかなりたくありません。
そんなのはただ見苦しいだけです。
自分の身体は一つしかないのですから、もっと向き合って、いたわってあげたいと私は思いました。
そもそも、溶連菌感染症とは一体なんなの?
溶連菌感染症とは、一般的に小児、すなわち『子供が掛かる喉の病気』と言われています。
が、実際は子供だけでなく大人も感染します。
ちなみにこの溶連菌感染症ですが、大人が発症した場合、症状が次のような形で出てくることがあります。
・『高熱とそれに伴うのどの痛み』
・『ほぼ気づかない』
そうなんです。
『ほぼ気づかない』状態であるにもかかわらず、溶連菌感染症になっている可能性はあるのです。
うわぁ…怖いですね。
子供も大人もかかる溶連菌感染症です。
自分でも気が付かないうちに溶連菌感染症になっているなんて。
特に大人は子供よりも仕事などで自分都合で休めないという事も多いので、ついつい見逃してしまう可能性もあるんですよね。
しかも自覚症状がない可能性もある溶連菌感染症だったらなおさらです。
大人って辛いですね…本当に。
溶連菌感染症に限らず、知らず知らずのうちに感染症に掛かっているという話もあるので、もし周りに溶連菌感染症に掛かっているという方がいらっしゃる場合は、念のため病院で検査を受けることをお勧めします。
この記事を書いていて、私は大人というものがどんなものなのか。
改めて振り返ってみてみることが出来たのではないかと自分では思っています。
本当の大人というのもを、まだ私はよく解っていません。
でも自分は『こんな大人になりたい』という目標を持つ事は出来ます。
私は、仕事も大事だけど、自分で自分を大切に出来る、そんな大人になりたいとこの記事を書いてて思いました。
話が溶連菌感染症の本題から逸れてしまいましたが、自分の体調に気をつけつつも他の人へうつらないよう心がけて頂ければと思います。