七五三のお参り、初穂料の相場はどれくらい?
2018/06/28
七五三といえば、お子様のためにお参りをする!
確かに、七五三はお子様にとって重要な儀礼の日でもあります。
お参りをするお子さんは勿論、付き添うお父さんやお母さんも七五三のために綺麗な着物やスーツでお洒落に決めてくるのではないでしょうか?
結婚して子供も生まれたからお洒落に少し縁遠くなったという友人のYちゃんが、お子さんの七五三のお参りの時に、スーツ姿で決めていたのを見た時にはびっくりしました。
その日のためにビシっときめる友人Yちゃんに思わず見とれてしまいました。
お子さんももう3歳、初めての七五三で親子ともに楽しそうでしたがどこか少し緊張しているようにも見えました。
もう友人の子供も七五三か…と時の流れを感じたものです。
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七五三のお参りで実は気になっていたことがありました。
それは『七五三で収める初穂料はどのくらい支払うのだろうか?』という事でした。
私もお金のことなので気になりました。
お参りのときに、どれくらい初穂料を収めればいいんだろう!?と。
『初穂料』それは七五三のお参りの際に神社に収めるお金の事ですが、私は子供の頃にしか経験していないので、正直子供の時の記憶が曖昧でした。
まさか友人Yちゃんに、『お参りの時に初穂料いくら納めるの?』と聞くことは出来ないので、思い切って自分で七五三のお参りの事と初穂料について色々と調べる機会がありました。
今回は、七五三のお参りと、その時に収める初穂料について、その時に調べたことをシェアしたいと思います。
七五三のお参りで納めるお金はどのくらいが相場なのか?
七五三の際、お参りの為に収める初穂料は5000円~10000円が相場と言われています。
更に七五三の場合、納めてもらう初穂料の金額をすでに決めてある神社もありますので、事前に七五三のお参りをする神社を調べてみることをお勧めします。
勿論具体的な金額を提示していない神社でも電話などで事前に相談すれば、初穂料の相場を教えて頂けるので安心ですね。
もしくは、お祓(はら)いの内容を確認するのも、相場を知る機会の一つになりますよ。
例えば、お祓いだけしていただける場合は5000円、お祓いの上にお守りやお札などを頂ける場合は10000円、という風に七五三の際におつつみするのが一般的と言われています。
あと、神社によっては、七五三の時に撮影スタジオ等と提携して、レンタルの着物と写真撮影などのサービスとセットになった料金を支払うパックもあります。
お参りに支払うお金のことを実は『玉串料』という事もある!?
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しかし、包むお金の事を『玉串料』と言っていることもあるという事をご存知でしょうか?
一般的に『初穂料』と言われていますが、『玉串料』でも問題はないと言われています。
元々『玉串料』という言葉は、神社で冠婚葬祭の際に包むお金の事を差します。
七五三も冠婚葬祭の一つのため、七五三でこの言葉を使用してもなんら問題はないとされています。
ですが、七五三で玉串料と言っている方は実は意外と少ないのです。
何故七五三では玉串料といわないのでしょうか?
実際に近所にある神社で巫女さんのアルバイトの経験があるというMさんに話を聞いてみました。
そしたら、こんな答えが返ってきたんです。
それは、玉串料とは、お葬式で使うことの多い言葉だからなのです。
そのため、七五三などのハレの場ではあまり使わない言葉だとMさんは教えてくれました。
確かに、おめでたいハレの場なので、お葬式などで使われる言葉は少し縁起が悪いと思われますよね。
だから、七五三のお参りには『玉串料』ではなく、『初穂料』と記載した方がいいとMさんにアドバイスされました。
そして更に、こんなことも教えてくれました。
それは『玉串料』の『玉串』とは一体何か?
『玉串』とは、榊の枝に紙垂(かみしで)という白い紙を付けたものです。
神社の祭壇に置かれているもので、皆さんもよく目にしている『アレ』の事だったんです。
あれが『玉串』だったんですね。
世間ではもうすぐ七五三という事で、皆さん準備に大急ぎですね。
初穂料の用意に、衣装の準備にと、やる事は色々あります。
七五三を迎えるお子さんを持つ親御さんは勿論ですが、神社もお参りやお祓いの予約やそれに伴う準備に忙しそうですし、レンタル衣装の貸し出しや同じく写真撮影の予約に…七五三はやることだらけ….
実際に私の周りにいた七五三を迎えたお子さんを持つ親御さんはみんな当日まで忙しそうでしたが、終わった後はとても晴れやかな笑顔を浮かべていました。
皆七五三の日に撮影所で撮ったお子さんの写真を前に、嬉しそうに、そして満足そうな笑顔をうかべて、私に写真を見せてくれたり、七五三の思い出を話してくれたりしました。
皆、準備に時間と手間をかけた分、七五三を十分満足いくものに迎えられたと話していました。
万全な準備をしたから、当日までに弛まぬ努力をしたから、そういう理由だけで満足のいく結果を出せるとは限らないかもしれません。
だからこそ、皆満足のいく七五三を迎えられたのではないでしょうか。
大切なお子さんの晴れ舞台である七五三のお参りの為に、準備に手間を惜しまない皆様に、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。