七五三 初穂料で納める金額と書き方はこれで完璧!
2018/06/28
七五三の初穂料の相場金額と書き方
七五三を迎えるお子様がいるご家庭では、衣装やお祝い膳など準備をすることがたくさんありますよね。
七五三当日は神社へお参りに行き、お金(初穂料)を納めると思いますが、金額ってどのくらいが相場なのか知っていますか?
また納め方に決まりはあるのでしょうか。
七五三の機会はそうそうあるものではないのでなんとなく流れはわかっているつもりでも、具体的な金額など細かいことまでは案外知らないことも多いですよね。
今回は七五三の初穂料の納め方や金額の相場などをまとめてみました。
Sponsored Link
初穂料(はつほりょう)とは
こちらのサイトに来られた方はご存知の方も多いと思いますがそもそも初穂料とはなんぞや?ということで復習しておきたいと思います。
神社に対し、祈祷(きとう)やお祓い(おはらい)、祝詞の謝礼として渡すお金の表書きに「御初穂料」という名称を用います。
古来より、神社に祈りを捧げる儀式の際には農作物が供物として奉納されてきました。
初穂とは、神仏にお供えするその年に最初にとれた稲や野菜などの農作物のことをいいます。
その初穂の代わりとして献じられるお金のことも指すようになりました。
神社に祝詞をあげてもらい、お祓いをお願いした謝礼として納めるお金のことを初穂料といいます。
神社によっては「玉串料」としているところもあります。
神社への謝礼として初穂料が用いられる例としては、合格祈願、安産祈願、交通安全、厄除け、お宮参り、七五三などがあります。
七五三初穂料の金額のめやす
Sponsored Link
七五三を行う神社によっては料金を規定しているところもありますので、事前に電話で確認しておいた方が良いですね。
さて金額の相場ですが、個人が参拝する場合は5000〜10000円が大半となっています。
なお料金は御祈祷を受ける人数にもよって異なります。
例えば兄弟2人の場合、決まっているところは2人分、決まっていなければ相場の2人分のお金を包むと良いでしょう。
金額は決めておらず「気持ちで納めください」としている神社もあり、要は受ける人の気持ち次第ということですね。
神社によっては、七五三の祝詞奏上や祈祷や厄払いのあと、おまもりや縁起物などを「おさがり」としてくださる場合もあります。
そのような場合は、祈祷料として10000円くらいが必要です。
他にも、神社に入っている七五三用のレンタル着物・写真撮影の業者や、神社近くの写真会館などであらかじめ初穂料を決めてパック料金としているところもあるようです。
神社によっていろいろなやり方があるようですね。
七五三前にお参りに行く予定の神社をしっかりリサーチし、当日慌てないようにしたいものです。
七五三初穂料ののし袋について
のし袋の種類もたくさんあり、どれを選んだらいいのか迷いますよね。
ここでは豪華なものでなくても封筒にプリントしてあるようなもので大丈夫です。
のし袋は外袋と中袋があり、それぞれ書き方があります。
外袋の書き方
出典:http://scramblenet.com/
表書きには、水引き(紅白蝶結び)の上に、「初穂料」もしくは「御初穂料」と記入します。
水引きの下には、祈祷を受ける子どもの名前をフルネームで記入します。
兄弟や姉妹で一緒に祈祷を受ける場合は連名で記入します。
続いて中袋の書き方です。
中袋の書き方
包んだ金額を中袋の表に、裏には住所と子どもの名前を記入します。
市販のものによっては、住所や名前の記入欄があったりするのでこちらを利用するのもいいですね。
金額の書き方は、壱、弐、参、四、伍、などの大字を使い記入します。
大字とは、漢数字の一、二などに線を足して増やしたりできないようにするために使用する数字文字です。
しかし必ず大字を使わなければならないというわけではなく、漢数字で記入しても問題ありません。
また、包むお金は新札にするべきかどうか、これも疑問に思いますよね。
七五三の初穂料は新札でなくても大丈夫なようです。
ただしあまりに汚いお札や破れているものはNGです。
もちろん、初穂料の意味などからすると、その年に収穫された稲穂を神様に捧げる代わりのものですから、新札の方が気持ちもキレイにこもる気がしますよね。
いろいろと決まりがあるようで無いこともあり、あまり形式にとらわれすぎなくても良い場合も多いようです。
ただ基本は外さず、せっかくの七五三ですからあとは気持ちを込めお子様の将来を願って、素敵なお参りができるといいですね。