納豆の消費量ランキング 日本一は水戸の茨城県ではない!?
2019/01/09
納豆生産量ランキング V.S. 消費量ランキング
畑の肉と言われている大豆、その大豆から作られる発酵食品の数は多いですよね。
豆腐に味噌、醤油…そして皆さんも御存じ、『納豆』もその一つです。
健康効果も高く、日本が誇る発酵食品であり、健康食でもある納豆は私達の食卓にもよく並ぶため、自然と消費量も増える食材です。
かくいう私の家でも納豆はよく食卓に出されますし、家族は皆大好きで、その健康に対する効果も高く、毎日一食は食べているのではないかという位に口にしています。
そのため我が家の納豆の消費量は多いように感じます。
納豆は数多くの発酵食品の中でも栄養が豊富でカロリーも少ないので普段の食の中に取り入れている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は納豆の消費量が一番多い県のランキングについてシェアしたいと思います。
Sponsored Link
納豆生産量の多さと消費量の関係性
納豆といえば茨城県の水戸を思い浮かべる方も多いと思います。
確かに水戸の納豆は有名ですよね。生産量も宮城県が日本一を誇っています。
だから生産量の多い茨城県の水戸が消費量ランキングにおいても日本一ではないかと考えてしまうかもしれません。
理由は簡単で、『生産量も一番なんだから、消費量ランキングも日本一なんだろう』となりますよね。
納豆の消費量日本一
消費量ランキング日本一多いのはどこでしょうか?
やっぱり納豆で有名な茨城県がランキング日本一でしょうか?
それだったら調べる必要もないのですが、実は消費量ランキング日本一は、水戸ではなかったんです。
実は消費量のランキングが高い県は意外にも宮城県が日本一だったのです。
納豆の消費量 | 都道府県 | 一年間の消費パック |
1位 | 宮城県 | 20.7パック |
2位 | 茨城県 | 20.6パック |
3位 | 山形県 | 19.5パック |
このように消費量ランキング日本一はなんと宮城県で茨城県は2位、しかも1位の宮城県とは消費パックの量が0.1の差だったのです。
これは私も予想外の結果でした。
Sponsored Link
まさか宮城県が消費量ランキング日本一だったなんて、というのが調べてみて最初に抱いた感想でした。
未だに消費量は生産地としても日本一である茨城県が一番だと思っていました。
やはり、思い込みはダメですね、改めてそう思いました。
ちなみに消費量が多かった県は東北地方と北関西地方が上位にランクインしており、逆に西日本は少なく、最下位は和歌山県で一年間に5.7パック分の消費量しかないという結果になっています。
納豆の効果と納豆が含む栄養とは
それでは今度は、納豆の健康への効果についてもシェアしたいと思います。
発酵食品の中でも栄養素が豊富な健康食品として知られていますが、確かに多くの栄養素を含んでいます。
その中でも特に注目したいのが『ナットウキナーゼ』です。
ナットウキナーゼの効果は納豆菌が作り出す酵素で、血液をサラサラにして、血流をよくしてくれる効果があります。
これによって血液の流れが止まらなくなり、臓器に血液が流れなくなる病気である『血栓』の予防の効果が期待できます。
納豆の効果は血栓予防だけではない
粘膜を保護して風邪を引きにくくする『ムチン』や不足しがちな女性ホルモンを補ってくれる『大豆イソフラボン』、カルシウムやマグネシウムを多く含んだ『ミネラル』も豊富に含まれています。
特に『大豆イソフラボン』はコレステロールの増加を防ぎ、動脈硬化の予防の効果もあるのです。
しかも、そんな大豆イソフラボンが、納豆一パックにつき65mgも含まれているのです。
日本人の1日の平均摂取量が18mgと言われていますので一パック食べるだけで3倍もの大豆イソフラボンが取れるという訳ですね。
他にもエネルギー代謝を助けてくれる効果を持つ『ビタミンB2』や腸の環境を整えてくれる『食物繊維』も豊富に含まれていますので健康に対する効果は非常に高いという結果が出ています。
以前から健康に高い効果を持つと言われていましたが、今回記事を書くにあたって納豆の効果を調べてみると、想像以上に高い効果を持っている事が解り、納豆が私達にもたらしてくれる具体的な効果を知らなかったんだと、今回自覚させられることになりました。
今回の記事で、納豆が私達にもたらしてくれる健康の効果がしっかりと分かった今、改めて日ごろの食卓に積極的に取り入れて、私自身のもっと食べてみようと思っちゃいました。
そしていずれは私の住む県が消費量ランキング上位にランクインするように…と言うのは少し言い過ぎかもしれませんが、生活習慣病の予防に大きな効果をもたらす栄養素の豊富な納豆を食べて、皆さんも健康維持に活用いただければと思います。
Sponsored Link