日本におけるカラオケの誕生と歴史
2019/01/09
カラオケの歴史
最近ではカラオケボックスをはじめ様々な場所で楽しめるカラオケ。
若者から年輩の人まで一度は楽しんだことのあるカラオケですが、「カラオケ」とカタカナで表記されるこのアミューズメントは海外から入ってきたと思っている方も多いのではないでしょうか?
カラオケは実を言うと、日本で発祥された娯楽の一つであり日本の歴史においても大きな影響を及ぼしてきました。
そこで、今回はカラオケの誕生や歴史に迫り日本におけるカラオケの歴史を解剖してみます。
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カラオケの歴史は?日本で誕生したワケ(理由)と語源
「カラオケ」と聞くとカタカナ語ということもあり、外国から入ってきた歴史があるのかなと勘違いされがちですが、実は日本で誕生したものです。
カラオケの語源は空のオーケストラ(楽団)から来ており、本来は当時の放送業界で用いられる業界用語でした。
当初「カラオケ」は録音素材が用いられ、オーケストラの生演奏の代わりとして費用削減のため、テープやレコードを用いることを意味していました。
そのため放送業界のギャラなどの削減のため普及していきました。
その時のオーケストラで録音された楽曲に合わせ歌手などが唄を重ねることが、今のカラオケの歴史の原型となっているようです。
しかし、今でも業界では生演奏なしを意味する「カラオケ」という言葉は使われており、本来とは少し違った娯楽の面でも発展していき娯楽としてのカラオケが誕生したという歴史があります。
現代のカラオケに至るまでの歴史
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1970年以前には日本でハードウェアとして、マイク入力つきの8トラック式の小型ジュークボックスが販売されました。
ジュークボックス:レコードの自動演奏装置で,硬貨を入れ,曲目のボタンを押すと,自動的に再生されるもの
それに伴いソフトウェアでは伴奏用のミュージックテープが販売され、それを用いた店が出現していました。
その後1971年にバンドマンであった井上大佑がジュークボックス:「8Juke(エイトジューク)」を発明しました。
8Jukeには調やテンポを設定して再生、歌唱できるテープを添付された機械で、歌を歌わせるお店などに取り入れられ人気が上昇しました。
当初はコイン式で五分100円程度の有料再生装置として、スナックなどの飲み屋に設置された事で徐々に普及していきました。
年代によるカラオケ文化の違い
1950年~1960年代に、一部の喫茶店において生バンドの楽器演奏演奏に合わせて客が歌う「歌声喫茶」というスタイルがありました。
この様なスタイルで今のカラオとスタイルは違うものの、同様に娯楽として楽しまれました。
その後スナック等飲食業店舗やホテルの宴会場などに置かれる多くのカラオケは酒席の余興という位置付けがなされていました。
それにより、特に高い年齢層の人達に楽しまれるものでした。
1980年代半ばからカラオケのみを扱い、専門的提供を行うカラオケボックスが誕生し、酒席での余興としてだけではなく純粋にカラオケで歌うことを楽しめるような場所ができ、現代の様なカラオケ店が普及していきました。
カラオケの大流行をきっかけとし、シングルCD自体に楽曲と共にカラオケを収録するようになり、一部の楽曲では自宅でのカラオケも可能となりました。
カラオケの通信化の歴史
1992年にタイトーとエクシングによる通信カラオケ「X2000」と「JOYSOUND」が発売されました。
それまではメディアで提供されていた楽曲が通信により提供されるようになりました。
それによって独立したものではなく接続された1つのシステムに組み込まれた端末装置となり小型化されスペースも取らなくなっただけではなく、新曲の配信もスムーズに行われるようになりました。
カラオケ・オリコンチャートも普及し、より一層現代のカラオケに近づきました。
いかがだったでしょうか?
カラオケの歴史は日本の文化で娯楽として大衆に普及してきました。
歴史は長く元々は機械ではなく、生演奏でのカラオケに似た娯楽も楽しまれていました。
機械も発展し、娯楽としてカラオケの需要が高まったことから今では大勢で楽しむだけでなくヒトカラといって1人用のカラオケを楽しむプランやコンビニエンスストアとカラオケ店の一体型店舗なども展開されています。
カラオケの歴史を知りながら新たなカラオケの楽しみ方を探ってみてはいかがでしょうか?
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