七夕の話を子供向けにわかりやすくするコツを伝授!!
2018/08/02
七夕の話を子供向けに
七夕の季節がやってくると保育園や幼稚園では笹に飾りを施し、織り姫や彦星を作って遊びます。
地域によっては「七夕祭り」など行事が行われたりもします。
そんなときにふと「七夕ってなに?」と子供に聞かれたのに七夕の話を答えられないなんて人が私の主婦友の間でも経験はありませんか?
今回はそうならないためにも、七夕の話を子供向けに分かりやすくお話しするためのポイントや七夕の由来について説明していきます。
Sponsored Link
七夕の由来と背景
子供向けに七夕の話をししようと思ったときに、いくつか大切なポイントがあります。
そのうちの一つが当たり前のことに感じるかもしれませんが話のしする内容について、主体である大人が「しっかりとした知識を持って」物語を理解してから子供向けに説明するという姿勢が大切です。
そもそも、私の周りでも七夕って言っても飾りをしたり彦星や織り姫のことしか分からないなんて知り合いが少なくありません。
それでは子供向けにわかりということで本題に入っていきましょう。
まずは七夕の由来はどこから来ているのか理解していきましょう。
七夕(たなばた)は「しちせき」とも呼ばれる、日本では古くから受け継がれてきた伝統行事です。
しかし、実は日本だけの行事ではありません。
中国をはじめ、韓国や台湾、ベトナムなどでも知られている節供・節日の一つです。
日本では五節句(3月3日や5月5日など)のひとつにも数えられる程重要な節日です。
七夕の始まりには諸説ありますが、一般的には、日本の神事である「棚機(たなばた)」や織り姫と彦星の伝説、中国から奈良時代に伝来した「乞巧奠(きこうでん)」などが合わさって出来た行事と言われています。
本来七夕が7月7日に行われるのは旧暦で、旧暦のお盆と一緒に行われることが多くありました。
七夕祭りなど七夕に関する行事が、8月7日に行われることがあるのは新暦では七夕が8月7日だからです。
この様にして七夕は旧暦の7月7日または新暦の8月7日に日本の行事として行われるようになりました。
子供向けに説明する前に伝えたい事の選択
Sponsored Link
いくら七夕にこの様な由来があるからといってこれらを全て伝えても、子供向けには難しく分かりにくい上に混乱させてしまいます。
七夕の場合は織り姫と彦星の伝説や星についての物語を話すのがおすすめです。
そこで次に大事なポイントは「大切で分かりやすい事を的確に伝える」という事です。
対象がどの様な子なのかにもよりますが、日本について伝えるのであれば、日本の5節句の内の一つだということは伝えておきたいですね。
節句と言われても子供には理解し難い所があります。
そこで、伝えるときには「3月3日のひな祭り」「5月5日のこどもの日」など子供と縁のある、知っているようなたとえを出してお話しすると伝わりやすくなります。
また、物語であれば小さい子でも想像しやすく、分かりやすいです。
そこで、織り姫と彦星の伝説や星について話をすると理解しやすいのでおすすめです。
お話しは言葉だけでは伝わりにくい
いざ子供向けに話たとしても伝えようと思っても、思った通りにはいきません。
対象となる子は何歳なのか、どこまで理解出来るのかなどといったことも重要となってきます。
小学生や中学生であれば言葉だけでも伝わるかも知れませんが、そのくらいになるとある程度知っていますよね?
となると、対象となる子は園児くらいの年齢になってきます。
そこで、言葉だけで伝わらないときにあると便利なのは絵本や紙芝居です。
子供は大好きな人から読み聞かせをしてもらう絵本や紙芝居、物語が大好きです。
子供にとって大好きなものは、しっかり中に入ってきて理解しやすいものとなります。
お話しをする前に縁のある絵本や紙芝居を読んでみると効果的です。
そうすると、話を聞くことにも集中してくれるだけでなく絵本である程度織り姫と彦星について想像が出来てくるので、理解しやすくなります。
いかがだったでしょうか?
七夕の由来や知識、もしくは話しのポイントについて新たな発見があったでしょうか?
子供向けに話をするということは、知識を自分のものとしてしっかり取り入れていることが大切です。
また、七夕の話に限らず大人の私たちとは理解できる言葉や想像力も異なってくるので、対象となる子供にどこまで分かりやすくお話しできるのかが重要となってきますね。