しゃっくりが出る原因とその止め方とは?赤ちゃんだと特に気になるしゃっくりの謎に迫ってみた
2018/08/02
赤ちゃんがヒックヒックしゃっくりをしていると、かわいいんですが心配でもありますよね?
初めての子だと特に、なんでもかんでも心配になるものです。
特に、しゃっくりがなかなか止まらないときは「どうしたのかな?」と思ってしまいます。
よく新生児の赤ちゃんはしゃっくりをしますが、なぜしゃっくりは起きるのでしょうか?
今回は、そのしゃっくりの原因や謎に迫ってみました。
なぜ赤ちゃんはしゃっくりが多いの?原因は?
産まれて間もない赤ちゃんは、まだ横隔膜が未熟です。
少しの刺激でけいれんを起こしてしまいます。
それが、しゃっくりとなるんです。
例えば、おっぱいを飲んでいるときに空気を一緒に飲んでしまったときや、おむつが濡れて体温が落ちてしまったときなど、ほんの少しの刺激でけいれんを起こしてしまい、しゃっくりの原因になるんです。
ですが、赤ちゃんのしゃっくりの原因を特定することは難しく、まだまだわからないことが多いです。
しゃっくりで苦しいの?
私たち大人でいうと、しゃっくりは多少苦しく感じますよね?
でも、赤ちゃんは苦しくないんだとか!
中には、笑いながらしゃっくりをしている赤ちゃんだっているくらいです。
なので、少ししゃっくりが出たくらいでそんなに心配しなくていいでしょう。
赤ちゃんのしゃっくりの上手な止め方って?
大人の場合は、水を飲んだり、息を止めたり、びっくりさせたりなどの止め方がありますが、赤ちゃんはそうはいきません。
では、赤ちゃんのしゃっくりはどのように止めてあげればいいのでしょうか?
まずは、原因を見極めてみましょう!
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赤ちゃんがしゃっくりをし始めたら、「何が原因なのか?」考える必要があります。
もし、おむつが濡れていたことによるしゃっくりなら、おむつを交換してあげるとしゃっくりが止まりますし、冷房を使っていて寒くてしゃっくりが出ているかもしれないときは、冷房を止めて扇風機にしてみてください。
他の方法として、白湯や薄めたお茶などを飲ませてたり、ゲップをさせてあげる方法もあります。
ゲップをさせてあげるときは、背中をトントンとたたいてあげましょう。
あとは、体を温めてあげたりしましょう。
注意したい赤ちゃんのしゃっくり!
ほとんどのしゃっくりは、病気などの心配はありません。
上記でお話しした通りに、しゃっくりは横隔膜が未熟なために起こる現象です。
ですが、中には注意したいしゃっくりもありますので、赤ちゃんの様子をきちんと見てあげてくださいね。
- 呼吸の異常
赤ちゃんは、大人と違って口で息ができません。
鼻のみの呼吸になります。
ですので、しゃっくりを繰り返しているとまれですが、呼吸困難になることもあります。
- 吐き気やよだれが出る
こちらも、まれな例ですが、しゃっくりをしながらダラダラとよだれを垂らしていたり、吐いてしまったり、吐き気があるときがあります。
このような場合は、逆流性食道炎の可能性があります。
この症状が出たときは、かかりつけの病院に行ってください。
- 1日以上のしゃっくり
何日も続くしゃっくりは注意が必要です。
特に2日以上、しゃっくりが続くときは、難治性しゃっくりかもしれません。
この難治性しゃっくりは、中枢神経や、脳梗塞、脳腫瘍の病気が関係している可能性があります。
他に、横隔膜に近い内臓や神経になんらかの異常があることも考えられます。
なかなかしゃっくりが止まれないときは、病院に連れて行ってみてください。
いかがでしたか??
いずれにしても、赤ちゃんの様子をしっかり見ておく必要があります。
1歳くらいまでは、しゃっくりが多く出るのは自然な現象なので、あんまり神経質にならないでくださいね。
あたたかく見守ってあげましょう。