富山県の山王祭り2017年の日程
2018/06/18
山王祭2017年の日程を確認して富山へ行こう
山王祭は、富山県富山市山王町にある日枝神社(ひえじんじゃ)の春の例祭で、地元の人々は「さんのさん」と呼んでいます。
山王祭の行われる日枝神社とは?
東京赤坂の日枝神社も有名ですが、こちらの日枝神社は歴史も古く、鎌倉幕府が滅びた建武二年(1335年)にはすでにその名前を古文書で見ることができます。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)と豊受大御神(とようけのおおみかみ)を御祭りする神社で、明治三十三年には、富山県の県社になっています。
北陸新幹線開業で観光ブームに沸いている北陸の初夏の一大イベント。
そんな富山県で開催される山王祭2017年の日程と見どころをご紹介します。
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山王祭2017日程
2017年の山王祭は、5月31日(水曜)(宵祭は30日夕方から)~6月2日(金曜)まで行われます。
2017年も雨天でも日程通りに決行される予定となっています。
よほどの悪天候でない限り、中止になることはありません。
山王祭行事日程(2017年スケジュール)
・5月30日(火)
宵祭
お祭りの前日の宵祭では、神事、行事が無事行われるよう祈願し、巫女による浦安の舞の奉納、神職のお祓い、境内のお祓いなどが行われます。
・5月31日(水)
獅子舞出社
神輿発輿式
神輿獅子舞還幸式
・6月1日(木)
山王講春季大祭式
神輿発輿式
獅子舞出社
山王氏子神輿巡行祭
神輿獅子舞還幸祭
この二日間は、厄払いを務める獅子舞、日枝神社にてご分霊を迎える儀式を行った神輿が、神職と共に氏子町全域を渡御します。
また氏子神輿が氏子町を威勢よく練りまわすほか、子供神輿が繁華街を通り神社まで練り回します。
6月1日「黒褌神輿」と呼ばれる男神輿や、いなせな女神輿も練り回します。
男の人の黒褌一丁の神輿なんて、勇壮でかっこいいですね。
午後からは繁華街の平和通りの大通りが歩行者天国となり、ライブやイベントが開催されます。
・6月2日(金)
あらか神社春祭
三末社春祭
春季大祭式
表彰式・感謝状贈呈式
献華式
大祭成就式(本社・末社・三末社)
これが例年の流れになります。
山王祭の由来
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山王祭と呼ばれる祭は、他に東京赤坂の日枝神社、比叡山日吉神社と大きい御祭りがありますが、富山県の山王祭も負けていません。
富山の山王祭は、1960年に富山藩主前田正甫(まえだまさとし)が、日枝神社に神輿を二基寄贈したことが始まりです。
殿様に頂いた神輿を城下町で巡行する風習ができ、そこから祭りに発展したんですね。
殿様と庶民の間で始まった風習は、今では「さんのさん」の愛称で富山市民に親しまれ、富山市最大のお祭りになり、毎年期間中約40万から50万人の人出でにぎわう、富山県内最大のお祭りになりました。
神輿巡行はもちろん、約700軒の屋台、歩行者天国では様々なイベントを開催して夜遅くまで大勢の人々で賑わいます。
もう一つの山王祭
それは屋台です。
約700を超える屋台が、早くは30日の宵祭から営業を始め、31日から1日に多くの屋台が軒を連ねてずらりと並びます。
こんなに多くの屋台は他にあまり見ることはないでしょう。
B級グルメあり、射的などの遊戯系、民俗芸能やお化け屋敷みたいな見世物小屋まで出店します。
子どもだけでなく大人も熱く楽しめる屋台が多いのもこの祭りの特徴ですね。
富山城下で栄え、富山をあげて大人も子供も誰もが楽しめる山王祭。
2017年の日程と概要をお伝えしましたがあなたもぜひ、黒い褌きりりと締めて、神輿の担ぎ手に。
北陸新幹線で行く新しい楽しみの一つとして、今年ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。