雑草に除草剤を撒く時期はいつが最適!? 使い方で効果も大違い!
2019/01/09
雑草の除草剤を散布する時期
抜いても抜いても、どんどん生えてくる庭の雑草にうんざりしていませんか?
もれなく私もその一人です。夏の時期になると汗をかきながら尋常じゃない長さの雑草達を抜きながら虫との戦いも…
気合を入れてせっせと草抜きしたのに数日であっというまに生えてきて、こうなると抜くのが先か生えるのが先か、地道な戦いに根負けしてしまいますよね。
抜く以外に対策はないの?それはどんな方法で?と私が過去に考えたときに思いついたのが除草剤でした。
でも除草剤には使い方があってどのような目的で使いか? どんなタイプの除草剤を使うか?
によって使い方や散布する時期が変わってくるんですね。
そこで今回はあなたがお庭やコンクリートなどから生えてくる雑草を想定して除草剤を使う時期(タイミング)についてまとめてみました。
また最後の方では今流行りのDIYで楽しく簡単にできる雑草対策も紹介していますので参考にしてみてくださいね。
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除草剤を使用する時期
除草剤には様々な種類があります。(次章で詳しく説明します)
ここでは大まかにわけてホームセンターで売られている粒剤のタイプと液体タイプの2種類を想定してもらえれば大丈夫です。
私も今年は既にクサノンDXというこちらの粒剤タイプのものを使用しました。
粒剤タイプ
結論からいいますがこちらの粒剤のタイプを散布する時期は
5月~6月にかけて1回と9月~10月に1回
の合計年に2回散布すると大きな効果が期待できる時期になります。
粒剤タイプの除草剤の特徴には、これから雑草が生えてこないようにするという効果があります。
なので一般的に雑草は梅雨の時期以降に、栄養となる水分と日光が得られるのですごい速さで成長します。
この時期をにらんで、雑草が成長する前に粒剤の除草剤をまいておき、事前に雑草の芽を摘むのが賢いやり方といえるのです。
これで我が家も夏の暑い時期の草刈りから開放されています。
それではどうして9~10月の秋の時期にも使った方がいいのでしょうか?
一般的に私が使用したクサノンDXのようなホームセンターで売られている粒剤タイプの除草剤は散布後3~6ヶ月の持続効果があるとされています。
なので5月ぐらいにまいた効果が消える時期が秋頃になり、冬は雑草も成長しないので次の年の5月ぐらいまでは雑草が大きく伸びるということも十分防げるのです。
理想は梅雨前の時期と、雑草の勢力が衰える秋の時期の2回使用するのが理想ですがどうしてもそれが出来ない場合は年に1回梅雨前に使用して除草しましょう。
なんといっても雑草が猛威をふるうのは夏の時期ですのでこの時期さえ乗り切れれば冬はそんなに問題になることはないと思います。
液状タイプ
それでは液状タイプの使用時期について説明したいと思います。
ラウンドアップと聞くと聞き覚えがあるかもしれません。
1番ホームセンターなどでも売られているのですがこちらが液状タイプの除草剤になります。
液体タイプのものは粒剤タイプと違い、使うべき時期というよりもタイミングといったほうがいいでしょう。
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使うべき時期は雑草が伸びていたらいつでも!
になります。(笑)
これは粒剤のものと大きく性質が異なり、土に使用するのではなく今現在生えている雑草の葉に直接散布します。
粒剤タイプのものが土に使用して効果が出るのに2週間以上かかることもあるのに対して、液状のものは数時間から数日で草が枯れ始めるという即効性があります。
この液状タイプのものはその場の草だけを枯らすという働きがあり、その後土からは新たな草は生えてきます。
そうすると、粒剤の方が3ヶ月以上除草効果が持続していいんじゃないの? って思いませんか?
私は思いました(笑)
ただよく考えてみると使用目的が全然違うんですね。
私のようにただ雑草が生えなければそでれいいや!っていう場合はいいのですが、雑草を除去した後に庭で植物を植えたいといった場合粒剤のものを撒くとどうなるでしょう?
もちろん植物は育たないですよね。。
私が雑草を消し去りたいという願望だけだったので、それがわかったときは妙になるほどと感心しました。(笑)
除草剤の撒き方 雨は敵!?
除草剤の粒剤と液体のタイプで撒き方で1つ注意しておくべき違いがあります。
液体
液体のタイプは雨が降るとそのまま流されてしまうので出来るだけ除草剤を撒いた後は雨が降らない時期に散布するように気をつけましょう。
粒剤
先程雨がふらない日にといいましたが粒剤の場合は逆に散布後に雨が降りそうなタイミングを見計らって撒きましょう。
これは、粒剤は雨が降ることで粒が土によく馴染むからです。
逆に雨が降らないと効果が半減する可能性もあります。
除草剤の種類
除草剤には大きく分けて4種類あります。
目的や周囲への影響により、使い分けが必要となります。
・パラコート系…このタイプは農業で使用する農薬や除草剤のなかでも最も毒性が強いものです。
効果は即効性がありますが、残留性はなく使用方法に気をつければ安心して使えます。
・土壌表面処理除草剤…あらかじめ畑に撒いておいて雑草でいっぱいになるのを防ぐ目的で使用します。
よって、雑草の生えていない場所への使用が前提となります。
・選択制除草剤…主に稲や芝用となっています。
特定の植物にしか作用しないので、育てたい植物以外の植物を除去したいときに使われます。
選択性除草剤
作用する植物としない植物をしっかり確認することが大切です。
・アミノ酸系除草剤…低毒性で環境に優しい有効的な除草剤です。
アミノ酸系除草剤
2回に分けての散布が一般的と言われています。
除草剤と言えど薬剤ですから、安全なのだろうかと疑問に思いますが、ホームセンターなどで一般的に売られているものはそれほど毒性も高くなく、人体やペットなどに対して危険性はほとんどないようです。
雑草が生えてくるメカニズムとは
除草剤の使用時期を説明しましたがそもそもどうして雑草ってこんなに頑固に生えてくるのでしょうか?
アスファルトに囲まれたような、こんなところに?という場所にも生えていますよね。
種をまいたり、栄養をやったりなど手をかけているわけでもないのに、雑草の強い生命力には驚かされます。
簡単にまとめると、土と水があるところにはどこでも雑草は生えます。
種もないのに、と不思議ではありませんか?
実は種はいろいろな方法で拡散しているのです。
例えば、風にのって飛ばされてきた、雨が降り流されてたどりついた、鳥が実を食べ糞する、動物に付着したものが運ばれてきた…などいろいろなところから種はやってきているのです。
また、雑草の種は土壌中に無数に存在しており、長い年月の間待って、土や光などの環境が整った時、発芽していきます。
抜いても生えてきたり、種がなくても芽が出たりする不思議はこういうことだったのですね。
では雑草対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
DIYでアレンジ雑草対策
植物は土と水と光が整って光合成が行われ育つものなので、要はそれらを遮断したらよいのです。
安全性が高いと言えど子どもやペットがいると薬剤は使いたくない、そんな人には自分でアレンジできて楽しめるDIYがオススメです。
・まずは雑草を抜いてキレイな状態にする
草抜きは、雨上がりや水をまいた後に行いましょう。
固まった土が水で柔らかくなり抜けやすいからです。
草抜き専用の道具を使うのも負担が少なく、根っこからキレイに抜けるのでオススメです。
DIYの材料は、ホームセンターや100円ショップなどにある材料で、誰でも簡単に庭の雑草対策ができますよ。
・砂利や砕石を敷く
砂利や砕石を庭に敷き詰めます。
厚みが足りないと雑草が生えてきてしまうのでオススメの厚みは5センチ低度です。
防草シートを敷いた上に砂利や砕石を敷き詰めるとより効果的です。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 2011-04-15
・レンガを敷く
見た目もオシャレに雑草対策が出来てなんだかお得な気分になりますね。
ただ、レンガの間に隙間があるとそこから雑草が生えてきてしまうのできっちりと敷き詰めることが大切です。
こちらも、防草シートの上からレンガを敷くとより効果的です。
・水で固まる土
水をかけるとコンクリートのように固まる土のことです。
雑草を取り除いてキレイにした上に土をまき、平らにして水をかけるだけなので簡単にできそうですね。
・人工芝を敷く
本物の芝とは違って人工芝なので、敷き詰めるだけでメンテナンスもいりません。
青々と広がり、自然の中にいるようで元気も出てきそうですよね。
自分でDIYするとなると、技術が必要なのでは?と思いがちですが材料をそろえるだけで簡単にできてしまいますね。
面倒で根気もいる草抜きとはここでさようなら、ストレスフリーで庭の見た目もオシャレな雑草対策をぜひ試してみてください。
除草剤の時期まとめ
さて今回は除草剤使用時期について重点を起きながらその他の雑草対策についてまとめてみました。
今回の記事で1番お伝えしたかった除草剤の使用時期をもう1度まとめておきます。
粒剤タイプ:5~6月の梅雨前の時期 & 秋の10月頃 (年に1回しか使用できない場合は梅雨前に)
液状タイプ:必要な時に適宜
今回説明したように粒剤タイプは土自体に撒くもの、液状タイプは葉っぱに直接かけるものということがわかれば使う時期(タイミング)が自ずとはっきりしますよね。
両方のタイプのうまく使い分けて雑草とうまく戦っていけるといいですね!
こちらの記事もきっと雑草対策に役に立つはずです!
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