七五三は数え年それとも満年齢で行うの!?
2019/05/16
3歳の七五三
子どもが生まれると、お七夜、お宮参り、お食い初め…など次々とお祝い行事がやってきます。
その中の一つ、七五三。
我が家にも3歳の息子がおり、親として息子の成長をどのような形でお祝いし記念に残してあげようか、頭を悩ませています。
そもそも七五三って何?お祝いする時期は数え年なのか満年齢で行うのか?など、今さら人には聞きにくいものですよね。
今回は、特に男の子の七五三に的をしぼってまとめてみました。
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七五三は何をお祝いするの?
七五三とは、ここまで無事に成長したことへの感謝とこれからの成長や幸せを願う行事です。
七五三の起源は室町時代と言われ、当時の乳児の死亡率は高く生まれて3~4年たって戸籍に登録されていたようです。
現代は当たり前のように、成長をお祝いできるとついつい思ってしまいがちですが、改めて、無事に成長してくれることは当たり前ではない「奇跡」なのだな、と考えさせられますね。
七五三で3歳でお祝いする意味とはどのようなものなのでしょう。
昔は男の子も女の子も髪の毛をそる習慣がありました。
その髪をそる習慣が終わり、髪を伸ばし始めるという意味が込められているようです。
「髪置(かみおき)」とも呼ばれます。
七五三は数え年?それとも満年齢?
さて、一般的には男の子は5歳で行うようですが、地域によっては男の子も3歳の時に行います。
まだあどけなさが残る男の子の袴やスーツ姿、とっても可愛いらしいですよね。
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数え年とは、生まれた日を1歳とし、初めて迎える正月をもって2歳、正月を迎えるごとに年齢を重ねる数え方です。
満年齢とは、生まれた年を0歳とし、誕生日を迎えるたびに1歳ずつ歳をとっていきます。
数え年で早生まれの子は2歳で七五三となるので、機嫌をみながら衣装を着せて、写真やお参りなど小さい身体に負担が大きいことがあります。
逆にあどけない表情の幼い雰囲気が貴重な思い出にもなりますね。
満年齢だと、言葉の理解もできるようになり衣装選びやお参りなど、楽しめることも多いかもしれません。
また、兄弟そろってお参りする場合、上の子は満年齢だが下の子は数え年など家庭状況によっても変わってきます。
昔は数え年でお祝いしていましたが、上記のように、数え年か満年齢か、どちらが正しいか正解はないのです。
我が家も悩みましたが、とても大人しくしていられなかったので、満年齢で行うことに決めました。
家族みんなが心待ちにしていることなので、みなさんにとってベストな時期を選べるといいですね。
お参りする神社は?準備は?
七五三は主に、毎年11月15日に神社へ行きお参りやお祝いをします。
11月15日にお参りされる方ももちろんいらっしゃいますが、天候や仕事の都合などで9~10月頃からお参りされる方が多いようです。
日によっては混雑することもありますので、七五三の前に神社に聞いておいたり予約をとっておいたほうが無難ですね。
さて、七五三で参拝する神社はどこにしようか… 選択肢がたくさんあると迷ってしまいますね。
お宮参りをした神社、近所の神社、有名な神社…
生まれてからの成長をずっと見守っていただけるように、お宮参りをした神社を選ぶ方が多いようですが、これも決まりはなく、大切なのは家族みんなで成長を喜びお祝いする気持ちです。
七五三当日の衣装ですが、最近は前撮り撮影の特典として、早期予約をすれば着付けと貸し出しが無料な写真スタジオが多いです。
ただ、袴は締め付けが苦しいこともあり、まだまだやんちゃな3歳男の子にとっては動き辛くしんどかったりするかもしれませんね。
そのような場合は、前撮りで袴を着て当日はスーツにすると、男の子ならではの違った雰囲気が見られお得な気持ちにもなるのでおすすめです。
七五三は小さいときだけの大切なお祝いですから、素敵な一日となるように前もって準備をしておきたいものです。
ですが、一番はやはり感謝の気持ちを忘れずに、心からのお祝いをしてあげることがお子様にもご家族にも最大の幸せとなりますね。