ウユニ塩湖への行き方 日本からの費用や時間はかなりかかる!?
2018/08/02
ウユニ塩湖への日本からの行き方
死ぬまでに見たい絶景って誰しも一つはあるのではないでしょうか?
私もたくさんあるのですがなかなか行けないんですよね・・・
書店やネットでもよく見かける絶景シリーズですが、必ずと言っていいほど載っているウユニ塩湖
「天空の鏡」とも呼ばれ、観光名所として今とても注目されており、個人的にも気になっている目的地です。
しかし地球の裏側で日本からは遠すぎて行き方もよくわからないし、日本からかかる時間や費用がどれだけかかるのかも想像がつかないかもしれません。
そこで日本からの行き方、日本からの費用やかかる時間などウユニ塩湖を分かりやすくまとめてみました。
個人で行くにせよツアーで行くにせよぜひこれからの旅行計画の参考にしてみてくださいね。
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ウユニ塩湖への行き方と費用
では具体的に日本からの行き方ですが、個人で観光に行くにはどのようなルートで行けばよいのでしょうか?
ごく一般的な日本からの行き方ですが
東京→マイアミ(アメリカ)→ラパス(ボリビア)→ウユニ(ボリビア)→ウユニ塩湖
(海外航空券を個人で手配する場合は現在ではHISが運営するこちらが最安値になります。)
アメリカから乗り継ぎます。
首都ラパスからは500km離れていますが、2011年にウユニに空港ができて以来、1時間で行けるようになりました。
(それまでは整備が不十分な悪路をバスで14時間かけて行くしかなかったのです!)
ウユニの町から塩湖までは車で1時間くらいかかります。
このルートだと途中のマイアミにも寄りたくなっちゃいますね!
これは代表的な経由地ですがロサンゼルス、ニューヨーク経由などからもアビアンカ航空やアメリカン航空が就航しています。
(アビアンカ航空の場合はリマやボゴタ(コロンビア)経由)
ちなみにアビアンカ航空はスターアライアンスに加盟しているのでANAのマイルが貯まりますよ!
ただどうも南米への便はマイアミも含めてフォートローダーデールなどフロリダからが多い傾向にあります。
個人での行き方
個人で航空券を手配して行く場合に時間があって費用を抑えていきたいという行き方です。
東京→ロサンゼルス ロサンゼルス→ラパス
上記の行き方で航空券を別々に購入します。
シーズンにより価格は変動しますが東京→ロサンゼルスが6万、ロサンゼルス→ラパスが9万ぐらいの合計15万ぐらいで購入できます。
そしてラパスからバスでウユニ塩湖という行き方が個人で手配できる最安値の料金になるかと思います。
ただ旅費を抑えたいという人向けですので乗り継ぎの数が多くなるのは避けられません。
まさしく時間を取るか費用を削るかの選択になります。
ツアーの場合の費用
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ではどんなツアープランではどのような行き方のツアーがあるのでしょうか?
ウユニ塩湖ツアー
こちらのようにペルーとウユニ塩湖が一緒になっている行き方のツアーが多くなっています。
他にも旅行会社のH.I.Sでは、羽田発着で8日間のツアーが人気なんだそうです。
<羽田発着 8日間>
・訪問都市 リマ/クスコ/ウユニ/ラパス/ロサンゼルス
・499,000円~549,000円(大人1名 燃油サーチャージ込)
・一部食事付き
・添乗員同行
往路で訪れるリマは世界遺産の歴史地区でもありこちらも見ごたえがありそうです!
この旅程は途中で経由するリマをツアーに組み込んだ行き方になっていますね。
時間がかかる行き方ですが観光できるとなると苦痛な旅程ではなくなるかも?
リマのホテル一覧
リマの街並み
8日間でこんなに行けちゃうんですね!
もしくは、ペルーのマチュピチュまで足を延ばせるプランも。
<成田発着 10日間>
・訪問都市
リマ/ピスコ/ナスカ/クスコ/マチュピチュ村/マチュピチュ/ラパス/ウユニ |
・全食事付き
・添乗員同行
クスコ
クスコのホテル一覧
マチュピチュ
もうこんなの一生忘れられない(笑)
ウユニ塩湖の宿泊先
では周辺ではどんな宿泊施設があるのでしょうか?
なんと塩でできたホテルがあるというのです!
しかしウユニ塩湖近辺には宿泊施設が大変少ないのです。
こちらがウユニ塩湖にある主要ホテルになります。
ホテル ドゥ サル ルナ サラダ(Hotel de Sal Luna Salada)
パラシオ・デ・サル(Hotel Palacio de Sal)
クリスタル サマーニャ(Hotel Cristal Samana)
この3つのホテルは、いずれも3つ星並みのクオリティなんだとか。
ベッド、テーブルやイスなど、すべてが塩でできているそうです!
さらにプラヤ・ブランカ (Hotel Playa Blanca)はウユニ塩湖内に建っています!
現在のボリビアの法律では塩湖内に建物を建築することができないそうですが、このホテルは法律改正前に建てられているので、現在も塩湖内唯一の宿泊施設として君臨しています。
ウユニ塩湖の概要
さて日本から遠いウユニ塩湖への行き方や、かかる費用を前章でまとめてみましたが、そもそもウユニ塩湖って一体何者なのか?
ということでまとめてみました。
ウユニは南米のボリビア西部にある小さな田舎町で、ウユニ塩原(えんげん)というのが正式な名前なんだそうです。
標高は3700mで富士山と同じくらいの高さのアルティプラノ高原に位置しており、面積は秋田県ほどの広さなんだとか。
おもに塩を採掘する場所ですが近年では観光地として知名度が上がっています。
ボリビアの母語はスペイン語で英語もまぁまぁいける、とのこと。
若干ざわつきそうなボリビアの町の風景
ウユニ塩湖の特徴
ウユニ塩湖といえば鏡のような水面に空が映り、境目がわからなくなるような錯覚を覚えたり、人が立つと浮いて見えるのが特徴ですが、なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
そもそもウユニ塩湖は遠い昔、海底が隆起してできたアンデス山脈の山上に残った海水が、干上がって塩原になりました。
雨季になるとそこに水が溜まり、あの状態になるのだそうです。
神秘的ですね!
雨季と乾季を繰り返すので、雨季には日本人の観光客で賑わい、乾季(6月~10月)は塩を採掘したり欧米の観光客にはこちらの方が人気なんだとか。
観光ベストシーズン
ではベストシーズンはいつなのかというと、日本人に人気なのは雨季(11月~4月)で、欧米の方々には乾季(5月~10月)の方が人気なので、ベストな時季は好みによるようです。
乾季は乾いてひび割れた地面が白い砂漠のようでこちらもまた違った表情が見れそうですよね。
乾季シーズンのウユニ塩湖
日本で写真などで見かけるような、空が鏡に映っているように見える状態を楽しみたいなら雨季が良さそうです。
まとめ
というわけで、とにかく魅力満載の日本からウユニ塩湖の行き方やかかる費用などをお伝えしました。
個人で行くには
航空券15万~20万 + 宿泊費用
ツアーで行くと50万~70万
旅費だけで見ると個人で手配する方が費用を抑えられるに見えますが南米まで個人で行くにはハードルが高いと感じる場合はツアーを選ぶのもありかもしれません。
しかし価格重視というバックパッカーはやはり個人で航空券とホテルを手配をするのが王道でしょうか。
あなたの予算や日程と相談して最適なプランを立ててみて下さい。
家族やカップルで行くのであれば遠いので敬遠しがちですが、日本人に人気の観光地のため情報もツアーも多いですし、ぜひ次の海外旅行に挑戦してみてはいかがでしょうか?