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ジェットスターで驚きの欠航劇を体験! その時の振替対応とは

      2018/11/26

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12月30日にジェットスターで思いもよらない悪夢が起こりました。

ジェットスター1路線乗るのに欠航と乗り遅れを立て続けに経験してしまいました。

 

私は大阪在住なのですが、LCCで東京(成田空港)へ行きデルタ航空でハワイへ行った帰りのジェットスター便で欠航になったときの一部始終になります。

具体的な時間軸で言うと、下記のような旅程でハワイへ行ってました。

航空会社 便名 日付 出発時間 出発地 到着地
バニラエア JW702 12/25 9:40 KIX(関西) NRT(成田)
デルタ DL180 12/25 20:00 NRT(成田) HNL(ホノルル)
デルタ DL181 12/29 10:48 HNL(ホノルル) NRT(成田)
ジェットスター GK211 12/30 21:00 NRT(成田) KIX(関西)
 

当初は上記の旅程でしたが最後のジェットスターの最後の区間で一部の迷惑な人の影響で大混乱の振替劇へと変わりました。

しかも私の不注意もあって2回振替するはめになってしまいました。(1つは自身の乗り遅れによるもの)

その一部始終が今後ジェットスター便で振替になった際の教訓になればと思い書き残したいと思います。

 

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ジェットスターGK211便は成田の魔の最終便が欠航となった経緯

 

私はホノルルからのデルタ181便で12月30日の午後3時に成田へ到着しました。

そして成田到着後の6時間後にジェットスターで大阪へと帰る予定をしていました。

 

今回欠航となった大阪行きのジェットスターは12月30日夜の21:00発予定でしたが成田離発着の制限時間23:00を過ぎて虚しく欠航のアナウンスが流れました。12月30日の年末真っ只中の夜中です。

具体的な遅延理由も一切説明されてこなかった搭乗ゲート前では今まで大人しくしていた乗客も怒り狂いました。

 

「この欠航の責任の所在はどこにあるんだ、説明しろ!」

「大阪までどうやって連れて行ってくれるんだ」

「大阪までの新幹線を用意しろ」

「出発時間21:00の時点で説明していれば高速バスで大阪に帰れたやろ!」

などなど貯まっていた不満が一気に爆発したのです。

 

それもそのはずこの欠航が決まるまでの間、ジェットスターの説明は「保安上の理由で」としか説明されていませんでした。

なので私自身も新千歳から到着した関西行きが駐機しているにも関わらずどうして飛行機が遅れていて搭乗できない状況なのか全く分からない状況だったのです。

ただ1つ状況がおかしかったのは強面風の男が3人が怒り口調で空港のセキュリティーの人間ともめていたのですがその当時の会話からは今ひとつ状況が掴めませんでした。

 

ジェットスター大阪行きを欠航に追い込んだ男達

 

物々しい雰囲気のゲート付近の様子

 

当初GK211便の関西行きは164番ゲートからの搭乗予定でしたが事前にジェットスターから161番ゲートへの変更アナウンスがありました。

今回の欠航に関与した男3人組はそのゲートの変更アナウンスを聴き逃しており164番ゲートに向かいました。

そうすると164番ゲートには誰も人がおらず飛行機は3人組を置いて出発したと勘違いし、施錠されたゲートの鍵を何かしらの所有物を使いこじ開けようとしたのです。(実際にドアを開けたのかはわかりません)

 

すると成田空港としては「危険物を所持している人物がいる可能性がある」ということで大混乱となりました。

まず私の搭乗するジェットスターの飛行機は札幌から成田に到着した機材を利用予定でした。

まず、札幌からの乗客全員の手荷物検査を義務付けたのです。(本来登場時に行う検査ですが、到着乗客の中に危険物を所持した人間がいるかもしれないという理由)

 

そしてその手荷物検査が終わると(我々大阪行きの乗客はこの時この状況を知らない)私の大阪行きの乗客全員が再度手荷物検査場に戻り理由も説明されずに再検査を受けに戻りました。

 

そして再検査を終えて再び161番ゲートに戻ったにも関わらずすぐに搭乗とはならず時間だけが経過し無念にもタイムオーバーとなりました。

 

欠航したジェットスターの対応に絶句した件

搭乗ゲートで待ちくたびれる乗客

 

この時点で既に乗客の怒りは沸点を超えていたのですが欠航が決まってからの対応で状況は更に泥沼へと突入しました。

搭乗ゲートで無情にも欠航を告げるアナウンスが発表されると、散々説明もなしに乗客をまたせたあげく説明もなしにチェックインカウンターに戻ってくれというのです。

 

今後の対応のためにチェックインカウンターへ乗客を搭乗ゲートからチェックインカウンターへ誘導するのはわかるのですが、欠航理由を説明しないので大混乱。

 

そして渋々カウンターへ行き、大阪行きの乗客で大行列を作りました。

そのカウンターに並んでる際に具体的な欠航理由が説明されたのですが、その際女性職員は声を震わせながら状況を説明していたのが当時の混乱ぶりを物語ります。

 

そして12月30日ということもあり、振替便に関しては「12月31日の便は全て満席になり早くても1月1日の振替になる見込みです」と残酷なお告げが告げられます。

このアナウンスに再度乗客は猛抗議

「新幹線を用意しろ」

「他社便で振替ろ!」

このような怒りの声が飛び交いました。

 

これには愕然としましたが再度アナウンスがあり「事態が一転二転して申し訳ございません。明日12月31日早朝に臨時便の運行が決定致しました」と聞こえると安堵の声が聞こえてきました。

 

そしてこの欠航に関する対応は、カウンターに到達する前にメールで連絡が届きました。

成田空港から自宅まで1時間以上、100Km以上の乗客には下記金額を上限に後日請求が可能ということになりました。

 
  1. 宿泊費は10,000円
  2. 食費・その他費用上限3,000
  3. 成田空港からホテルまでの交通費
 

しかしここからがまた問題、30名分宿泊施設はジェットスターで用意しているが、それ以外は各自でホテルを探してくれと..

カウンターで並んだ早い者勝ちでその30名の枠が与えられたのです。

 

振替手続きに並ぶ乗客

 

私はその30名に間に合わなかったので再度怒りがこみ上げてきます。

30名を過ぎた時点で、「ご自身でお探し下さい」という冷めた対応です。

 

LCCなのでそこまでの対応は求められないとはわかっているものの、今回のジェットスターは欠航するまで一切説明責任を果たさずに欠航をアナウンスしました。

LCCというのもあると思いますが外国資本だとこうなるのかなと思ってしまいました。

 

バニラやピーチであれば状況も違ったかと思います。

海外では謝罪をすれば全て非を認めたことになるので、中々非を認めない傾向があるが、ピーチなどの日系企業では謝罪して誠意を見せればお客も納得してくれるだろうという考えがどこかにあるかもしれません。

しかしその誠意をジェットスターには全く感じられることはありませんでした。

 

欠航時の振替と払い戻し対応

 

今回虚しくも欠航となりましたが、ジェットスターで欠航した場合はチケットの払い戻しが自社便のみでの振替となります。他社便への振替は一切行っていません。

尚、購入チケットがStarter運賃の場合は単純に払い戻しまたは振替になりますが、「Starter Plus」や「Starter Max」運賃ではお見舞金が支給されます。

 

その際は、見舞金請求書と用紙を記入し後日銀行口座に送金されます。

こちらの請求書をプリントアウトしジェットスターへFAXします。

見舞金請求書

 

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払い戻し

 

まず払い戻しの場合はチェックインカウンターにて払い戻し手続をするかコールセンターへ電話しての払い戻し対応となります。

払い戻しの際は下記に連絡すると対応してくれます。

0570-550-538

 

今回の場合も若干名払い戻しを名乗りを上げる方もいました。

時間のある方は返金してもらい別手段で移動するのも選択肢になるかと思います。

 

振替

 

私はこの選択肢を選びました。

臨時便が発表され4桁の便名GK7301に自動的に振り返られました。(通常の便名は3桁の数字)

この際臨時便以外の希望の時間がある場合はチェックインカウンターにて相談となります。

もちろん手数料は一切かかりません。

 

そしてこの翌日朝7:40発の振替便に手続されカウンターで説明を終えたときには既に日付が変わり12時を周っていました。家族にも協力してもらいHotels.com経由で空港近くのホテル日航成田を9000円ほどで予約してもらいました。

 

ホテル代の予算が10000円以内だったので予算内に収まりホッとします。

そしてこの後タクシーで15分ほどでホテル日航成田へ到着、ただ朝が早いことを考えると6時間も睡眠時間がありません。

 

振替の便に乗り遅れたという珍事件

 

翌朝やらかしてしまいました。日航成田のシャトルバスを6:30に出発し第2ターミナルへ15分程で到着。そこからLCCの第三ターミナルへと向かいなんなくチェックインを済ませます。

チェックイン終了時刻が7:15で6:50にはチェックインを完了させていました。

 

チェックインさえ済ませれば余裕だろうと呑気にコンビニで朝食を購入していました。

そして考えが甘かったことをこの後思い知らされます。

この日は12月31日の大晦日、手荷物検査場の人の数が尋常じゃありません。

海外、国内へ行く人含めてまさしく超ピークシーズンという感じで3つ以上あるレーンも全く進みません。

 

時間が経過するに連れて気持ちが焦ります。どれぐらいの時間が経過したかもわからず手荷物検査を終えてゲートまでダッシュで向かいましたが、ゲートに到着した時には既に出発時間5分前。

完璧に乗り遅れました。

 

やっとの思いで大阪へ帰れると思い、ハワイ出発からも24時間以上が経過し疲れはピーク。

すがる思いでゲートにいたジェットスター地上係員にすがりますが、「出発5分前に来られてもどうにもなりません」の一言。そりゃそうですよね。

 

年末で人が多いということを全く意識していなかった自分が悪い。というよりも疲れすぎていてそこまで思考がまわっていませんでした。ただそんなことは言ってられません。

乗り遅れた後どうするかです。チケットを購入し直さないといけないのかと頭をよぎりゾッとします。

 

振替便に乗り遅れた際のジェットスターの対応

 

後続の関西行きの便に振り替えれるかたずねましたが「年末でかなり埋まっているのでわかりません。乗り遅れ振替希望の旨をカウンターに伝えますので詳細はチェックインカウンターに向かって下さい」とのこと

 

振り替えたらどれぐらいの追加料金がかかるのだろうと半ばあきらめ気味にチェックインカウンターへ戻りました。

この2日間で何度ゲート間を行き来しているのだろうと憂鬱になります。

そしてカウンターに並び自分の順番が来ると私は「ゲートのスタッフの方から便の振替の希望連絡がいっていると思うのですが」

 

地上係員は「チケットをお見せ下さい」と一言。

チケット渡すと「日中の便は全て満席で21:00発の最終日への振替となります」とのこと。

これは想定範囲内。

 

しかしここからが不幸中の幸い、対応いただいたスタッフの方は隣のスタッフと相談し振替手数料は無しで大丈夫とのこと。

ということで通常はStarter料金のチケットでは手数料がかかりますが、今回の欠航事件もあってのことなのでなんとか追加料金はかからずに当初予定した便の24時間後の便に振り替えとなりました。

 

つまり2度飛行機に乗れなかったことになります。こんなに東京から大阪が遠く感じたことはありません。

結局当初の予定から最後のジェットスター区間がこのように変更してしまい、関空到着時間22:30を超えており年越しを電車の中で過ごしてしまいました。

 
航空会社 便名 日付 出発時間 出発地 到着地
バニラエア JW702 12/25 9:40 KIX(関西) NRT(成田)
デルタ DL180 12/25 20:00 NRT(成田) HNL(ホノルル)
デルタ DL181 12/29 10:48 HNL(ホノルル) NRT(成田)
ジェットスター GK211 12/31 21:00 NRT(成田) KIX(関西)
 

本来なら24時間前には自宅に到着しているのですが、今回の欠航と乗り遅れで1月1日の0時を超えて自宅に到着となりました。

 

欠航と乗り遅れを経験して思うこと

 

そもそもジェットスターの成田発の最終便に乗ること事態に注意が必要です。

成田の時間制限ルールと夜の最終便に乗るということはそれを逃すと他の移動手段が一切なくなります。そもそもこの便を予約すること事態に一定のリスクがあるといことを気付かされました。

 

欠航自体は不可抗力ですが、今回間抜けな私は振替の臨時便に乗り遅れるという失態を犯しました。ここで学んだのは搭乗ゲートに着くまでは油断するなということです。

お土産を観たり軽食をとるのもいいですが1度ゲートに到着してからにするというルールをこれからは自分に課したいと思います。

 

今回はたまたま欠航もあったのでお金の痛手も発生しませんでしたが、これが国際線でチケットを取り直したらと考えるとゾッとします。

皆さんはこのようなバカな自体にならないよう気をつけてもらえればと思います。

 

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