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Terminal of Mileage - 陸マイラーリッツのビジネスクラス搭乗記

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おすすめの座席はココ!ANAビジネスクラスのスタッガードシートをクアラルンプール線で徹底紹介

      2019/07/01

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ANAクアラルンプール便搭乗記: ビジネスクラスの座席を徹底解説

 

成田空港
 


 

ANAを利用して成田空港からマレーシアはクアラルンプール行きの便に搭乗してきました。

ビジネスクラスを利用したのですが、実はわたくしこの日ANAの国際線初デビューをいたしました。

関空が本拠地の私は今までなかなかANAの国際線を利用する機会に恵まれませんでした。(ANAが関空から就航しているのは中国本土のみ)

今まで1時間から2時間程度の国内線しかANAを利用したことがなかったのにいきなりビジネスクラス利用という贅沢な旅。

なので成田空港の第1ターミナルから始まり、ANAのチェックインカウンター、手荷物検査の優先レーン(GOLD TRACK),

ラウンジ、優先搭乗、ビジネスクラスのスタッガードシート、機内食などなど初体験だらけの超新鮮な体験でした。

国際線では他社のビジネスクラスは乗ったことがありますが、ANAさんはビジネスクラスどころかエコノミークラスでも利用したことがありません。

なので初めてANAのビジネスクラスに乗る方目線でレビューしていきたいと思います。

 

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今回のフライト&機材

 

航空会社:ANA(全日空)

NH815 NRT-KUL  成田国際空港 ー クアラルンプール国際空港

機材:B789 (B787-900)

飛行距離:3380マイル

搭乗クラス:ビジネスクラス

座席:6K

搭乗日時:2018年10月18日(木)17:23発

着陸時刻:23:34

到着時刻:23:41

機体番号:JA875A

飛行時間:6時間59分

 

現在目的地クアラルンプールまでは毎日成田から1便、羽田から1便の合計2便飛んでいます。

私が今回利用した成田発のNH815便はドリームライナーB787-900でしたが現在はB787-800で運行されています。

B787-800は900よりも全長が短い機体なのですが、ANAの中ではハズレ機材と言われています。

理由としてはB787-900のビジネスクラスはフルフラットのスタッガードシートに対し、-800の方は「クレードル」と呼ばれるフラットにはならないシートになります。

なので今後クアラルンプールに行くときは羽田発がオススメです。

 

またB787はアジアだけでなくヨーロッパはミュンヘン、ドュッセルドルフ、パリ、ブリュッセル、北米ではバンクーバー、ハワイ、サンノゼ、シアトルなど長距離路線でも大活躍しています。

むしろ元々は長距離路線が主戦場で東南アジアにもB787のフルフラットシートになる機材が普及していったという感じです。

 

ANAビジネスクラス:シートマップから見るおすすめの座席

 


 

成田空港からクアラルンプールまでのビジネスクラス搭乗記ですがまずはANAビジネスクラス(スタッガードシート)のおすすめ座席を紹介していきます。

 

ANAB787-900ビジネスクラスのシートマップです。

 



 

ビジネスクラスの後方側は羽の部分と重なるので景色などを考えた時に前方から選択するのが一般的かと思います。

実際に今回のフライトでも前側(1列目~7列目)までがたくさん埋まっており後方はガラガラでした。

 

一人旅の場合

 

1人で利用する場合は1列になっている窓側を選択することになると思います。

ただ同じ窓側でもANAのスタッガードシートの場合2種類あるので注意が必要です。

もう1度先程のシートマップを見てください。

1つは座席「1A」のようにテーブル部分が通路側にあり、シートが窓側にあるパターン。

そして2つ目が「1K」のようにテーブル部分が窓側にあり、シートが通路側にあるパターンがあります。

この1列の1人席に座る場合は「1A」のようなテーブルが通路側にある席がおすすめです。

この1Aのようなシートが窓側にあるパターンの座席は、通路側のテーブルと収納スペースが目隠しの役割を果たしてくれ個室感に優れています。

 

シートが窓側に配置されプライバシーが確保されたおすすめのシート

 

一方「1K」のシートのようにあなた自身が座る部分が通路側にあると横からは丸見えです。

客室乗務員や他の乗客が通るたびにあなたの寝ている姿も丸見え状態に(笑)

 

家族やカップルなどの2人利用の場合

 

2人で利用する場合は簡単です。

迷わず7Dと7Fの座席を選びましょう

理由は、7Dと7Fの間にはパーティションを開け閉めできるパーティションがあるからです。

この最後方以外の機内中央座席は2人席であっても仕切りがあるため会話しづらくなっています。

しかし真ん中2人席の最後方だけパーティションが開封できる仕様になっているのです。

 


 

こちらが通常の2列横並び席ですが赤く○で囲った仕切りがあるために座りながら顔を見て会話というのが難しくなります。

逆に言えば1人旅の場合は中央の2席であってもプライバシーが保たれているともいえます。

 


 

そしてこちらが仕切りが開け閉めできる後方座席です。パーティションが空いていると横が丸見えの状態になるので友人やカップルで利用する場合に最適です。

このようほとんどの中央席は仕切りで区切られています。やはりビジネスクラスということであり、ビジネスマンの1人利用を見越したANAの考えなのでしょう。

 

今回1人と2人利用の場合のおすすめ座席を紹介しましたが2人の場合は最大でも2組限定なのでかなり早く座席指定しないと確保は難しくなると思います。

ただ今回のクアラルンプール便は比較的空いている路線なので空いているケースはかなりありそうです。

 

チェックインからビジネスクラス搭乗まで

 

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実は今回大阪から成田空港までは飛行機ではなくバスで移動しました。

天王寺から東京駅八重洲口まで夜行バスで8時間以上(成田ークアラルンプールの飛行時間より長い!)

朝到着後八重洲口にあるカスタマカフェというネットカフェで3時間程休憩し、900円で乗れる京成バスで成田空港に午後1時頃到着。

 

フライト
 

電光掲示板で17時20分発のクアラルンプール行きを確認

 


 

ブルーの「ANA BUSINESS CLASS」の文字が入ったカーペットが敷かれているビジネスクラスのチェックインカウンターに並びます。

ご覧のように人も少なく全く並ばすチェックインを完了することができました。さすがビジネスクラス、恩恵を受けます。

 


 

この電光掲示板を見ると成田空港だなーと感じます。関空とは比べ物にならないほど多い長距離線の数。

 


 

スターアライアンスの上級会員やビジネスクラス以上の利用者のみ使える優先レーン「GOLD TRACK」を初利用して手荷物検査を通過します。

関空では確か「FAST LANE」という名前で使われていたと思います。

 


 

成田空港の第1ターミナルを初めて利用しましたがユナイテッド航空の数の多さに驚きです。

ANAがほとんどだろうと思っていたのですがまるでアメリカの空港にいるかと錯覚するほどのユナイテッドを見かけました。

 


 

エバー航空、ANA、ユナイテッド航空とスターアライアンス勢が美しく並んでいます。

 

成田空港ユナイテッド航空ラウンジ「ユナイテッドクラブ」

 


 

成田空港でスターアライアンス利用の場合ANAラウンジを利用できることは当然ですが、ユナイテッド航空のラウンジ、「ユナイテッドクラブ」も利用することができます。

 


 

ユナイテッドの本拠地ではないのでそれほど期待していませんでしたがめちゃくちゃ広いです。

ユナイテッドさんの成田線に対する力の入れようが伺えるラウンジでした。

 


 


 


 

正直食事の方は微妙でした、ただANAラウンジよりも人は少ないのでゆったりするにはいいかと思います。

食事目当てでしたらANAラウンジがオススメ。

 


 

アメリカで見そうなお寿司がたくさん!

 


 

 

 

お酒を飲む人には天国でしょうか?

 

少しユナイテッドクラブで休憩し、ANAラウンジに向かいました。

ANAラウンジではシャワーを利用したかったのですが、1時間30分待ちという混雑具合だったので再度ユナイテッドのラウンジに戻ることにしました。

 

シャワーのある成田ユナイテッド航空のラウンジ

 

ANAラウンジでは混みすぎてとてもシャワーどころではなかったのですが、ユナイテッドクラブではほとんど待たずに利用できました。

 


 

正直な所、他社のラウンジと比べるとくたびれ感があります。

清潔感もけっこうぎりぎりといった感じでしょうか、アメニティなど含めANAやシンガポール航空のラウンジに劣るように思います。

時間に余裕があるならANAラウンジのシャワーを利用することをおすすめします。

 


 


 


 


使用されているシャンプー等はアメリカ産でも、日本産でもなくタイのものでした…

シャワーを浴び終わりゲートへと向かいます。

 


 

長くなりましたので続いての記事でANAビジネスクラス機内の様子を詳しく紹介

 



 

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