エバー航空787-9ビジネスクラス搭乗記 就航ホヤホヤの名古屋から台北へ最新機材を堪能!
2019/08/11
機内食は鼎泰豊のエバー航空ビジネスクラス セントレアー台北
航空会社:エバー航空 (EVA AIRWAYS)
BR127 NGO-TPE 中部国際空港 (セントレア) ー 台北桃園国際空港
機材:B789 (B787-900)
飛行距離:1107マイル
搭乗クラス:ビジネスクラス (ロイヤルローレルクラス)
座席:7K
搭乗日時:2019年6月15日(土)13:03発
着陸時刻:14:41
到着時刻:14:50
機体番号:B-17883
飛行時間:2時間38分
今回エバー航空のビジネスクラスに乗ってきました。利用したのは上にも書きましたが名古屋から台北区間で利用してきました。
実は今年の6月6日に名古屋行きのエバー航空が就航しました。
過去にエバー航空は名古屋に就航していたものの2012年以来ずっと飛んでいませんでした。実に7年ぶりの名古屋就航です。
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そして大きな目玉がボーイングの787-900という新しい機材での就航。
今まで日本路線では中型機のA330や小型機のA320などで主に運行していました。これらA330の後継としてB787-900が取り入れられました。
そして私が大阪に住んでいるにも関わらず名古屋発の便を選んだのには理由があります。
今回ANAのマイルにてエバー航空の名古屋発フライトをビジネスクラスで発券しました。
B787-900の新機材はもちろん乗りたかった新しい機材です。
しかし、通常エバー航空は他社のマイレージプログラムでは日本路線にB787やA330等の通路が2つある中型機以上のビジネスクラスを開放していません。(いわゆるフルフラットシートになるような席はマイルでは予約できない)
それが、名古屋から就航したばかりなのか(発券時は就航前)日本発台湾線のビジネスクラスで唯一この名古屋便だけ(フルフラットシート)が開放されていました。
これが今回わざわざ大阪から名古屋までいってエバー航空のフライトを選んだ理由です。
関空や他空港からではA321でプレミアムエコノミー程度のリクライニングチェアーの席しか予約できません。
それなら”エコノミーの席を選ぶな”と私ならなってしまいます。
目次
早朝にプレミアムラウンジセントレアで時間潰し
フライト自体は午後1時頃出発なのですが、大阪からの出発なので前乗りすることにしました。
具体的には前日の夜11時ぐらいに大阪を出発し朝の5時に名古屋駅周辺に到着。
そこから名鉄でセントレアへと向かいます。
40分ほど電車に乗って6時頃に空港へ到着しました。
エバー航空のチェックイン開始時刻は搭乗の2時間半前から。なので6時間以上あります。
ということで朝7時からオープンのプレミアムラウンジセントレアで時間を潰すことにしました。
プレミアムラウンジセントレアはカードラウンジなのでチェックインを済ませている必要もなく制限エリア外なので使えることができました。
クレジットカードのゴールド会員以上であれば利用できます。私は楽天プレミアムカードでラウンジを利用しました。
ただ注意があります。チェックインしていないくてもいいですがその日のフライトに搭乗を証明できるEチケット等の書類が必要になります。入室の際に確認されました。
先頭に並んでラウンジに入ったので席が空いていますがこの後大量に人が入ってきて満室になりました。
朝一番の利用者はかなり多く途中からカオスな状態でした。
カードラウンジにしては落ち着いてオシャレな空間
カードラウンジですので食事はなく小さなスナック等が置かれているのみになります。
ただカードラウンジにも関わらずビールは無料で飲めるようでした。(ハイネケンもあり!)
エバー航空のチェックインは2時間半前から
ラウンジで時間を潰しチェックインをへと向かいます。
カウンターでチェックイン業務をハンドリングしていたのはANAの制服を着たグランドスタッフの方でした。
同じスターアライアンス系のANAに委託しているのでしょうか?
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今回はロイヤルローレルクラスというビジネスクラス利用なおでビジネスクラス専用の優先レーンを使ってチェックイン。
私達の前には1組だけでサクッとチェックインを終えることができました。
やはり並ばなくていいのは楽ちんです。
スターアライアンスラウンジは評判よりも高評価
エバー航空のビジネスクラスを利用するとスターアライアンスラウンジが利用できます。
中部国際空港の国際線にはANAラウンジはなくスターアライアンスの各社と字のごとくスターアライアンスラウンジを共用します。
このエレベーターが半分ラウンジの入口のようになっていてこれで2階に降りるとラウンジがあります。
中に入ると鉛筆のような細長い縦長形状のつくりになっています。(奥に深い)
スターアライアンスラウンジは窓側に面していてい飛行機の景色がよく見えます。
飛行移好きにはゆっくり椅子に座りながら飛行機を堪能するのに絶好のロケーション。
食事のコーナー
このラウンジはシンプルで食べやすいものが多く置かれていて好印象。
海外のラウンジに行くと凝った料理の割にはなかなか日本人の口にあわない事も多いですが、このようなおにぎりやカップラーメン、ドーナツと食べやすいものが並んでいて気に入りました。
特にビジネスクラスを利用する場合は機内食が大量に出てくるのでサクッと最低限美味しいものを食べられると助かります。
このドーナツも普通にお店で売っているレベルの美味しさでした。カップラーメンも少量サイズでGood。
座席:B787-900のビジネスクラスはスタッガードシートでシックなデザイン
さていよいよ名古屋から就航ホヤホヤのエバー航空で台北へと出発。
こちらもANAの制服を着た人が対応しています。
入ってすぐにこの機体の新しさが伝わり否が応でもテンションが最高潮に達します。
私は新しい飛行機の乗り込む時が1番ワクワクする瞬間です(笑)
シートは全体的に暗めのグレーとブラウンでシックな色合いにまとめられています。
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引用:エバー航空
座席数: 304
客室クラス(シートピッチ):ロイヤルローレルクラス(76インチ)
エコノミークラス(31~32インチ)
私の今回指定した座席は7K。 機内へ入って奥の(機体右側)窓側7列目になります。
1列目以外は、1-2-1の横4列でどの席もダイレクトに通路へ出ることが可能です。
横4列の縦7列ですが1列目の中央には座席がないのでビジネスクラス計26席になります。
シートは現在主流の1つである互いちがいのスタッガードシートでもちろんフルフラットになります。
ちなみにプレミアムエコノミーの設定はなく残りは全てエコノミークラスの座席となります。
ANAと同じスタッガードシートが採用されており座席の位置が交互に右左変わっています。
通路幅が広く通っても余裕があるのを感じます。
中央の席は必ず隣席がサイドテーブル越しにあるのでカップル家族では若干会話はしにくい印象を受けます。
後ろか席全体を撮影してみましたがそれぞれの席の液晶モニターの大きさ実感します。
シートを徹底解説
こちらは私の1つ後ろの8Kの座席。座席が通路側にあるシート列です。
そのお隣の8Gの席。8Kの席が通路側だったのでお隣は通路側にサイドテーブルがあり座席が中央側にあります。
こちらが俗にいうプライバシーの高い方の座席になります。
1番前の1Kのシート
席に着席するとウェルカムドリンクが提供されます。私はひとまずオレンジジュースをいただきました。
ナプキンまでボーイング787の文字が印刷されています。
なにげない小さなことですが少しテンションがあがります(笑)
そしてこの迫力のある画面の大きさでし。実際のサイズがわかりませんでしたが確実に標準的なノートパソコンよりも大きなパーソナルモニターです。
途中で切れていますがパーソナルモニターの横には機内誌等を収納するスペースがあります。
そしてサイドテーブル周辺です。PS4のようなリモコンが収納されています。
その横のブラウンの壁にはヘッドセットが置かれています。
左側に先程のコントローラーがあり、中央にはイヤホンジャック、ユニバーサルタイプ電源の差込口、USBがあります。
そして右側にリクライニングを調節するボタンが備えられています。
電源、USB部分を拡大して撮影
サイドテーブルの横には食事用のテーブルが収納されており、テーブルを取り出すボタンがあります。
ボタンの下にはリクライニングの調整ボタンがこちらにもあります。
左から、”直立モード”、”リラックスモード”、”ベッドモード”、”照明”、”Do Not Disturb(サービス不要)”のボタン
コントローラーの画面自体も大きめなのでこの画面でエアーショー(地図)を見ることもできます。
本当にゲーム機みたいな形です。ここから直接スクリーン本体を見なくても映画を選択できたりもします。
そしてサイドテーブルの収納スペースを開けるとヘッドセットが現れました。
扉を開けると鏡としても利用できます。
こちらの黒いケースにヘッドセットが入っています。
エコノミークラスの座席
少しだけエコノミークラスの座席を除いてきました。以前のエバー航空のエコノミークラスはシートピッチが33~34インチと広めだったのですが最近は狭くなっているようです。
こちらのB787-900は31~32インチのシートピッチとのことでした。
ただ日本からの短距離線では全く問題ないでしょう。
後ろからエコノミークラス全体を写してみました。エコノミークラスにも関わらずパーソナルモニターのこの大きさはすごいです。
最近はエコノミークラスでもLCCとの差別化のためかANAのようにスクリーンの大型化が進んでいるようです。
機内食
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おすすめドリンクとしてジャスミンティーエイルというのがあったので何かよくわからず注文してみました。
そうすると出てきたのはビールでした。何か違うものを予想していましたがいたって普通のビール(笑)
中華料理
こちらがエバー航空名物? 鼎泰豊の機内食。 残念ながら小籠包ではありませんでした。
3時間弱の短いフライトなのでワンプレートで運ばれてきます。
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伝統的中華惣菜
カンパオ豆腐に百合茎添え
姫筍と鶏肉の辛味炒め
メインコース
牛スネ肉の煮込みスープ麺
スイーツ
芋餡饅頭
中国茶
こちらの前菜はまずまずのお味。
メインディッシュのスープ麺が残念ながら私の口には合わず… 私の知っている鼎泰豊の味とは違うものでした(笑)
そして最後に小籠包が入ってそうな入れ物ですが、デザートの芋餡饅頭がやってきました。
こちらのお饅頭がメインの麺類よりも美味しかったです。例えるならタロ芋みたいなお味でした。
787のシートをベッドモードへ
ランチの機内食も終わったところでビジネスクラスの醍醐味とも言えるシートをフラットベッドにして少しお昼寝をすることに。
まずはライフラットに
そしてフルフラットの状態に
座席前からフルフラットの状態を撮影
フラットの状態で寝てみました。オットマンに足を入れるとそこそこのスペースがあります。3時間のフライトでは十分なスペースです。
ただ10時間超える長距離フライトでは寝返るを打つには少し厳しそうです。
これはこの機材に限らずスタッガードシートの足元が限られたシートの宿命とも言えるかもしれません。
長時間のフライトの場合は個室感やプライバシーは低いですが、昔ながらのフルフラットシートが1番快適に寝ることができると思います。
トイレに行ってみました。ビジネスクラスのトイレはスペースが広く新しいのでとても快適です。
名古屋から台北まで3時間弱と短いフライトは一瞬で終わってしまいました。
ビジネスクラスの座席をフラットにできるのはほんと1時間弱ぐらいしかありませんでした。
離陸後水平飛行に移るまで30分、ドリンクから機内食が終わるまで1時間、そして着陸30分前には着陸に備えてシートを直立の状態に戻すので3時間のフライトではほんと物足りません。
あと3時間ぐらいは飛んでいたいといった感じでした。
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