エバー航空ビジネスクラス バンコク便でも座席はB777-300ERの豪華シート
2018/12/27
エバー航空ビジネスクラス搭乗記 バンコク発台北行きは同じ機材でも長距離線とはサービスに差が
航空会社:エバー航空 (EVA AIRWAYS)
BR76 BKK-TPE バンコクスワンナプーム国際空港 ー 台北桃園国際空港
機材:B773ER (B777-300ER)
飛行距離:1540マイル
搭乗クラス:ビジネスクラス
座席:3A
搭乗日時:2018年6月3日(木)15:41発
着陸時刻:20:18
到着時刻:20:24
機体番号:B-16708
飛行時間:3時間8分
今回私リッツ@ritzasiaが1月末にANAマイルで発券した特典航空券を利用してエバー航空のビジネスクラスでバンコクから台北区間を利用しました。
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バンコクを経由する便なので全くの同機材、B777-300ERになります。もちろん座席もビジネスクラスの同じ場所に。
ただ同じ機材でも長距離線とはサービスの差を感じたので、短距離線のビジネスクラスと長距離線とではどう違うのかといった視点でレビューしていきたいと思います。
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目次
エバー航空の短距離線ビジネスクラスではアメニティが入れ替えられる
後ほど、エバー航空のラウンジから機内の様子を詳細にレビューしていきたいと思いますが、今回の主要テーマであるB777での長距離線と短距離線で気づいた違いについてお話したいと思います。どちらも機材は同じです。
短距離線で変化を感じた3つの点
- ブランケットのダウングレード
- トイレアメニティの撤去
- サービスの簡素化?
ヨーロッパからバンコクまではブランケットと言うよりも掛け布団のように分厚くかなり”フカフカ”の感触のよいものでした。
それが、バンコク発ではエコノミーのシートにも提供されるようなかなり薄い布といったものに変わっていました。
「エバーさんやっぱり路線で差別化してるのね?」ってなりました。
まあ3時間で寝ることもほぼ不可能なんで必要ないっちゃないんですけどね(笑)
そして2つ目。ヨーロッパからバンコクの間では、通常の布のタオルがビジネスクラスのトイレにはいくつも常備されていました。(ガチのしっかりしたタオルです)
これは1度きりの使い捨てのようなタオルではなく複数回使用できるようなしっかりとしたつくりのものでしたが、バンコクからはこちらのアメニティがトイレから撤去されていました。
「エバーさんそこも変えるんですね!?」ってやつです。
ということでトイレはエコノミーとの差はなくなり同じような感じになってしまったという印象を受けました。
3つ目のサービスの面ですが、これは私の個人的な肌感覚かもしれませんが簡素化されているように感じました。
というよりも、飛行時間が短いので最低限のサービスになってしまうと言ったほうが正しいかもしれません。
ヨーロッパからの10時間超えフライトではこれでもかと言うほど気をかけてもらいドリンクや他に必要なものがないかと言う感じでべったりでした。
しかし、3時間のフライトでは離陸して、機内食、機内販売を一通り行うと離陸までにそんなに時間がないのでかなり慌ただしい作業になります。
機内食の提供も含めてゆったりと上品なサービスというよりは、エコノミーのような流れ作業のようにバタバタしていました。
ということでB777-300ERで上質なビジネスクラスの旅を味わうには長距離線がオススメです。
まあバンコクからクルーが変わったっていう要素は少なからずあるにしてもほんと全然違います。
エバー航空ビジネスクラスラウンジ in バンコク
アムステルダムから出発した便は1時間ちょっと程で機内清掃や給油をしてバンコクを出発します。
予約時に気になっていたのは、アムステルダムからのお客さんはそのまま機内で過ごすことができないのかなと思っていましたが全員機内から降ろされます。
おそらく清掃するのに人が乗っているのは邪魔なのかなと推測。
ちなみにアムステルダムからでバンコクが目的地の人はかなり多く、むしろ台北まで行く搭乗者の方が少ないようでした。
特に白人の人はバンコクから乗っている人は全く見かけず、ビジネスクラスでは全員バンコク行きだったようです。
見た感じではやはりビジネス目的でタイまでという方が多そうな印象。
ビジネスクラス利用の場合はアムステルダムの空港で、バンコク駐機時に利用できるエバー航空ラウンジのバウチャーが手渡されます。
そして降機すると、上の階へと上がりラウンジを目指します。いつも思うのですがエバーってデザインセンスがいいなって感じます。
今回の初体験のエバーラウンジですが、エントランスもこのようにシックでかなりオシャレです。
ここにいた人がマックスぐらいで全体的には比較的空いていてゆっくりすることができました。
ラウンジ内のWifiはパスワードもわかりやくシンプルで最高です(笑)
さすが台湾の航空会社です、ラウンジにもセイロンが置かれていました。
ヨーロッパからの機内食で2回も食事を済ませているので、ここでは全く食べる気にもなれませんでした(笑)
台北までのフライトでも機内食が提供されるので何も食べずコーラ1杯だけいただきます。
ただバンコクで駐機時間は1時間ほどなのでそれほどゆっくりする時間はないので、乗り遅れないように注意が必要です。
まだ時間あると余裕をこいていましたが結構ギリギリで焦ります(笑)
次の区間で台北空港を利用するので、次回は台北空港のエバーラウンジも利用して比較してみたいと思います。
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座席はB777なので長距離線と同じリバースヘリボーンシート
エバー航空バンコク発台北路線では基本的にB777-300ERが使用されています。
日本路線によく割り当てらている機材はA300-300やA321といった機材なのでバンコク線の方が大きい機材を利用しています。
そしてバンコクからのビジネスクラスでも満席だったので、日本よりもかなり需要が高い路線に感じました。
座席につくと、早速ウェルカムドリンクが提供されます。シャンパンをいただきました。
座席表
SeatGuruより引用
アブレストは1-2-1の4列なので全ての席から通路へダイレクトに出ることが可能です。
ビジネスクラスの座席は全方と後方に別れていますが、私は前回同様3Aの席に座りました。
- ロイヤルローレルクラス
エバー航空で使用されているのはB777-300ERだけで、リバースヘリボーンシートを採用したフルフラットシート仕様になります)
- 窓側の席は左側に向いており、中央の席2列はそれぞれ中央に向かって配置されています。
中央のシートです。前のディスプレイのある面が斜めになっているのがヘリンボーンシートの特徴を表しています。
横には隣席との間仕切りが有り、他人の方だった場合その間仕切りを前方に伸ばすことでプライバシーが十分確保されます。
モニターを見るときはボタンを押して手前に画面が出てくるんですが、閉じた状態だと右席の画面がよく盗み見できそうです(笑)
ちなみにこれがIFE(インフライトエンターテイメント)を見る時に画面を取りだした状態です。
それでは通常のシートの状態と、座席をフルフラットした状態とを比べてみます。
座って初めてフルリクライニングにする時が飛行機好きとしては1番萌える瞬間です(笑)
じゃじゃ~ん!(って古いかな)見てくださいこの美しいフラット具合(笑)
おかげさまで3時間のフライトではほぼほぼ活かすことができずでオーバースペックな機材を持て余してしまいまいした。
バンコク出発時のタイ航空のオンパレードです。タイさんの本拠地にいるのを肌で感じます。
窓側の席はこんな角度で窓側に向いています。
エバー航空ビジネスクラスの機内食はオンラインで予約可能
エバー航空ではビジネスクラスの利用者を対象にオンラインでメニューを見て事前に予約することができます。
なので私はオンラインで豚の角煮を事前に予約してみることにしました。
Smoked Duck and Fruit Salsa with Balsamic Sauce
前菜には鴨肉の燻製とフルーツにバルサミコソースがかかっています。
やはりスーパーで売っているような鴨よりも美味しく、上品な味でした(笑)
ただヨーロッパからのフライトで2食フルで食べているのでお腹がいっぱいでしっかりと味わえなかったのが残念です。
この時バンコクでの経由便だったことこに少し後悔。
フルーツとバルサミコソースが見えない? はい、こちらです(笑)
お皿の方向を変えて撮影
それではメイン料理へと移ります。
お待ちかねの豚の角煮が出てきました。味は日本で食べる豚の角煮とほぼ同じような味でした。
もちろん美味しいのですが、なんしかお腹がキツイ状態なのでみったいない、ぜひ空腹の時にもう1度食べたいと思う機内食でした。
そしてメイン料理を経てフルーツへと移ります。 お腹がーー。。 本当にきつくて 何度もすいません(笑)
フルーツとチーズにレモンチョコレートのタルトが2プレートに分かれて提供されます。
ちなみに同行していた相方は
こちらの料理の詳細はわかりませんが御飯の上にステーキがのっているようです。
そんなこんなで苦しいお腹と格闘しながら機内食を食べ終えるとすでに台湾に突入していました。
照明を落とすと星空が広がります。写真よりも実部はきれいでした。
そして無事3時間ちょっとのフライトを終えて台北は桃園空港に到着。
横にはエミレーツ航空のA380、真横で見ると余計に迫力を感じます。1度はエミレーツのビジネスクラスに乗ってみたいですね。
トランジットに使える台北のホテル
台北空港に到着後、最近完成した空港MRTで台北市内へ向かいます。しかも35分と速くて快適、今までのバスとは大違いです。
そしてやってきたのがこちらのUINN TRAVEL (ユインートラベル)というホステルです。
エントランスがポップな感じのホステルですが室内は清潔感も問題なくきれいでベッドには仕切りがあるのでプライバシーも確保されます。
価格は2000円以下と安いのにも関わらず、通常の海外の安いホステルと違いめちゃくちゃキレイで日本のカプセルホテルを発展させてきれいにしたようなベッドでした。
室内の写真を撮り忘れましたが、台北にトランジットだけするホテルとして利用するには、コスパが高くおすすめです。
エクスペディアより引用
今回のホテルの予約には、以前行っていた最低価格保証は終了したものの、ほぼほぼエクスペディアが最安値ということがほとんどなので私はいつもエクスペディアを利用しています。
台湾に行く前にプリペイドSIMを用意すればインターネットは問題なし
台湾に旅行に行くとGoogleマップでホテルまでの道のりを調べたり、インターネットで美味しいお店を探したりする必要があると思います。そんなときは日本でプリペイドSIMを用意すれば、現地でSIMを探す必要もなく空港に到着すればすぐにインターネットが利用できます。
たった1000円程度でLINEもできるし便利に旅行できるのでコスパの高し!
エバー航空の短距離線をビジネスクラスで利用してみての感想
バンコクー台北間では3時間の短距離フライトにも関わらずトリプルセブン(B777-300ER)という通常長距離で使われる大型機に乗れるのは最高だと思います。
ただその時間の短さが弱点でビジネスクラスのフルフラットの性能をフルには活かせないというのがちょっともったいないところです。
また短時間のフライトではCAの方もバタバタしているのでビジネスクラスとして乗るには少し残念でした。
ヨーロッパからの長距離ではゆとりがあるのでCAの方と世間話することも可能でしたがそういうのは短距離線では期待できないかと思います。
ということでB777のビジネスクラスをフルに体験するにはやはり10時間超えのフライトで利用することで真のフルサービスを体感できるかと思います。
ぜひアメリカやヨーロッパに行く際に利用してもらえればと思います。
B777-300ERの座席の詳細については前回のこちらの記事を参照してみてください。
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