お盆の挨拶で気をつけておくべきマナー、メールでの挨拶はあり?
2019/01/09
メールで送るお盆の挨拶で知っておくべきこと
お盆は先祖をお迎えして供養するという国民的な行事。
本来はその時期に供養するのが普通ですが、行政や行政機関はお休みじゃなかったり、会社の都合であったり、病気や出産、こどもの塾や習い事で、どうしても帰省できなくなることもありますよね。
そんな時に、メールでご挨拶を、とお考えのあなたに、お盆でのメールのマナーについて考えてみたいと思います。
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帰省できない時に、お盆の挨拶をメールで書くコツとマナー
もしお盆の帰省ができなくなってしまった時、実家のお父さんやお母さんは寂しく思う気持ちがありますよね。
どうして帰省できないのかという理由を、納得できるように書くことです。
曖昧に言葉を濁すのは、逆に余計に心配させてしまうことになるので注意しましょう。
特に新盆を迎える故人がいる場合は、本来なら供養したいという気持ちが出るようにしましょう。
(新盆とは)
新盆は亡くなってから49日過ぎてから行われます。
お盆に49日が重なっていたら、新盆は来年のお盆に行います。
メールでする挨拶の例文
・通常のお盆ならば
「毎日暑いですが、おかわりなくお過ごしでしょうか。私たちは暑さに負けぬよう、頑張っております。まもなくお盆になりますね。ご先祖様に日々の感謝をしつつ、遠方から謹んでご冥福をお祈り申し上げます。」
・初盆
「毎日暑いですが、おかわりなくお過ごしでしょうか。ほどなく○○様の新盆になりますね。本来ならばお伺いしたいのですが、遠方よりご供養させていただければと思います。」
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・お供え物を送るとき
「立秋も過ぎましたが、暑い日が続いておりますね。
まもなく○○さんの初盆を迎えられると思います。本来であれば、お参りに行かせて頂きたいのですが、どうしても仕事でお参りに行かれなくなってしまいました。
遠方よりご冥福をお祈り申し上げます。
心ばかりですが、お供え物をお送りさせていただきました。後ほど郵送で届きますのでよろしくお願いいたします。
お盆前のお忙しい時期と思われましたので、メールでお知らせさせていただきました。」
こんな形ではいかがでしょうか。
もちろんみなさんの状況に合わせて、いろいろ付け加えてもいいでしょう。
無難なお盆の挨拶
・「静かなお盆で、おめでとうございます。」
一年間、そのお宅の身内で亡くなった人がいない時に使う一般的なお盆の挨拶です。
おめでとうございます、ってなんか変だなぁ、って思いますか。
一年間誰も亡くならなかったので、「おめでとう」なんだそうです。
この言い回しでなくても、「今年も無事に、ご先祖様をお迎え出来てよかったですね」という感じでもいいですね。
・「新盆(初盆)で、お寂しゅうございます。」
「寂しいお盆になりました。」
こんな言い方が新盆の時には必要になります。
お盆の挨拶は、地域によってこの他にもいろいろあるようです。
例えば天竜川南北地域や浜松地域旧盆地域の一部では、「初盆をお迎えになり、おなつかしゅうございます。」という挨拶もあります。
帰ってくる故人に「なつかしい」という言葉を使うと、なんだか心があたたまるような気持ちになりますね。
ご先祖様を供養するお盆ですが、帰りを待っている人にも大切なお盆です。
メールでの挨拶をご紹介してきましたが、できれば電話をしてお話してみてくださいね。
ご先祖様を介して家族のつながりを大切にするお盆です。
ご先祖様も生きている人も、思いやりを持って接することでその先へとつながっていくような気がします。
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