デルタ航空の座席 ハワイ行きエコノミークラスで知っておくべきこと!
2019/07/21
デルタ航空ハワイ便搭乗記 座席は古いが米系航空会社のエコノミークラスでは悪くない快適さ
航空会社:デルタ航空 (DELTA AIRLINES)
DL181 HNL-NRT ホノルル(ハワイ)- 成田
機材:B767-300ER
機体番号:N181DN
飛行距離:3810マイル
搭乗クラス:エコノミークラス
座席番号:26E
搭乗日時:2017年12月29日(金)10:48発
到着時刻:15:30
飛行時間:9時間42分
デルタ航空で搭乗したイノウエ空港ことハワイホノルル国際空港から成田への搭乗記です。
ハワイとなると日本からは7時間ほどで到着するのですが、ハワイから日本に向かう場合はそれ以上に(8~10時間)程かかるので狭いエコノミークラスでは飛行機の機体の種類や座席の広さ(シートピッチ)は事前にかなり気にしています。
そして今回のデルタ便はほぼほぼ満席でしたが事前の座席指定で席の埋まり状況を判断しながら座席を決まることで結果的に中央3列を独占する、いわゆるエコノミーフラットベッドをゲットしました(笑)
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今回も成田からの往路同様、デルタ航空のお古機材B767-300ERのエコノミークラスをレビューしていきます。
前回はハワイ便の機内食を中心に紹介したので今回は座席を中心に見ていきたいと思います。
目次
ハワイ・ホノルル空港出発
今回はデルタで帰国しますが、出発予定時間を見ていると最近はスクートやエアアジアなどLCCのハワイ便が目立ちます。
シドニーやニュージランドのオークランドからハワイへ飛んでいるのも意外です。そんなにオセアニアから行き来があるのかな?
デルタ航空エコノミークラス用のチェックインカウンター、基本的にセルフチェックインカウンターで搭乗券を受け取るように促されます。まあ預け入れ荷物があると結局はカウンターに行くのですが、時間の短縮でしょう。
12月ということでクリスマスツリーが飾られています。暖かいのでクリスマスツリーを見ると不思議な感じがするのはわたしだけでしょうか(笑)
2017年にハワイへ就航したエアアジアのチェックインカウンター
セキュリティーで荷物検査を終えアメリカには出国審査がないのでそのまま制限エリア内に移動します。ちなみにハワイはアメリカなのでセキュリティーでは靴を脱ぐ必要があります。
一瞬JALのCAかと思いましたが中国東方航空の客室乗務員の方が待機していました。JALの制服似ていると思うのは私だけ!?
赤組さんに上海に行ったとき1回きりしか縁がないのでわかりませぬ(笑)
2017年から関空経由で就航しているスクートを発見! ハワイで見るのは違和感があるけど新鮮です。エコノミークラスで31インチの座席なので乗りたいかと言われると… 同じLCCでもエアアジアは座席が32インチあるのでオススメですよ。
遠目ですがニュージランド航空を見かけました。1度だけ関空からオークランド線で利用しましたが20年以上前なので記憶が…
ニュージーランド航空ののヘリボーン式のビジネスクラスに1度は搭乗してみたいところです。
私はマイルもANA組派なのでこの先当分乗ることはないであろうおJALさん。シンプルなデザインでイケメンなんですけどね~
シドニー行きカンタス航空のA330
ハワイ便エコノミークラスおすすめ&NG座席を座席表で事前に確認
先程説明したように、東京成田ーハワイホノルル間はジャンボ機B747が退役してからはB767-300ERメインで運行されています。飛行機に詳しい方ならご存知だと思いますがこのB767と聞くと通常は上記写真のような2-3-2の座席配列になります。
座席配列は航空会社が製造会社へ発注する際に決めることができます。ただデルタ航空のB767に至っては他の多くの航空会社同様、あなたが選べるのは左右どちらかの2列席か3列席のいずれかになります。
これがエコノミーシートの実際の広さですが、私の身長170cmの場合10cm程の隙間が前の座席との間にありました。
上の写真だけではわかりにくいので、膝と前の座席の間に拳を入れてみると拳1個分以上のスペースは余裕でありました。
実際に乗ってみた感覚としても広いという感じではありませんがアメリカの国内線やLCCのような苦痛を伴う狭さではありませんでした。
この広さから感覚的には32インチはあるだろうなと感じます。
ちなみに31インチのシートピッチ機材は多くありますが長距離線の時はこの1インチが大きな違いをうみます。1インチの違いでかなりの圧迫感を感じます。
出典:SeatGuru.com
NG座席
こちらがデルタ航空のハワイ行きであるB767の座席表です。この座席表はSeatGuru.comというサイトに行けば誰でも見れるよになっています。
まずおすすめの前に絶対に選んではいけない座席です。これはハワイ便のB767に限らずですが、座席表に赤く塗りつぶされている最後列(41A-Bや42C-E)です。この座席はけして選んではいけないNG席です。
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最後列座席の横と後ろを見てください。ここでは客室乗務員がドリンクサービスや機内食の準備をしたりとかなりバタバタしているスペースです。
そして機内食が終わった後にはエコノミークラス中の乗客がこの横にあるトイレをめがけて押し寄せてきます。
そしてぼちぼちあるのですが最後列は他の座席に比べてリクライニングが目一杯に倒せないということがあります。
なので食後に眠りたいと思っても横をトイレ目がけた乗客が通過し、リクライニングも満足に倒れないといった悲劇を味わう可能性を含んだシートなのです。
なので基本的には前列の方が静かとされており、座席指定でも前から埋まっていく傾向にあります。
おすすめ座席
逆におすすめなのは黄色と黄緑で塗られた非常口座席の後ろ側の座席です。非常口の座席は非常事態に迅速に脱出できるように座席間のスペースが大きく取られていて通常よりも広いシートピッチになっています。
そして非常口座席にも前と後ろがありますが前の座席はNGです。なぜならリクライニングができなくなっているからです。非常時のスペースを確保するという目的からこのような仕様になっています。
ここまではデルタのハワイ便に関係なくいえるおすすめ座席でしたが、次はハワイ便に使われている機材で私がおすすめする座席を紹介したいと思います。
旅行タイプ別の座席指定
私はこれまで2回は家族とハワイを訪れましたが今回は初のハワイ一人旅でした。
座席の選び方も1人なのか、家族、もしくはカップルなのかで変わってくるかと思います。
それぞれのシチュエーションで私独自のおすすめシートを紹介していきたいと思います。
1人旅におすすめの座席
一人旅の場合エコノミークラスで快適に過ごすことができる可能性を大きく秘めています。
それは2-3-2の3列席通路側を座席指定してあわよくばエコノミーフラットを狙おうというもの。
座席指定時点で3列全て空いていた場合、通路側を抑えるというのは隣の真ん中席に対する抑止力になります。
考えてみて下さい、もし通路側に人がいてわざわざ3列の中央席に座りたいという人はいないかと思います。
ということは通路側が埋まっていたら他の列を選ぼうということになるのです。
なので後は反対側の通路座席を選ばれるか否かになります。
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そしてもう1つ大切なことが飛行機の後ろの方の3列通路側を選ぶということです。
え、後ろの座席はNG席っていったじゃん?
これはあくまで最後列じゃなくて後ろの方の3列通路側ということです。
何故かと言うと前述の前の方から座席指定が埋まってく傾向が強いからです。なので後ろの3列シートが空きやすいということがいえます。
そしてもう1ついえることが座席指定の画面を搭乗までに何度かチェックすることが大切です。
私も予約後座席指定しましたが、2週間前、5日前、2日前など直前まで空席状況を確認して都度席を見直していくとよりエコノミーフラットを実現できる可能性が上がります。
実際私自身も年末の混雑期でしたが、唯一空いていた1列を確保することができました(笑)
子供がいる家族の場合おすすめ座席
例えば子供1人と夫婦といった3人連れの場合、2列席と3列席の通路側の座席を1つを確保するのがおすすめ。特に子供を窓側にすることで外の景色に意識がいきますし、2列席の窓側にいることで他の方と接触することもなく気を使わなくてすみます。
そして親の一人が通路を挟んで座ることで、3列席を丸々利用できる可能性も高まります。両親2人で交替で子供を見て交互に休憩ということもできるかと思います。
カップルの場合の座席
カップルの場合は何も説明することはないかと思います。2列席を確保してお二人の世界に入って下さい(笑)
ちなみにデルタのDELTA ONEというビジネスクラスはこんな感じ
一応スタッガードのシーとなのですが、少し狭そうな印象を受けました。A350-900に搭載されているデルタ・ワンスイートみたいなのを想像しているとかなりがっかりするでしょう(笑)
ちなみに最新のデルタ・ワンスイートはこんな感じです
Delta.comより引用
ハワイ便エコノミークラスのまとめ
- 事前の座席指定が良い座席をゲットするために必須
- 最後列の座席はトイレやギャレーに近く避ける
- 後方の3列席の通路側は3列フラットを狙える可能性高し
- カップルは窓側2席一択
デルタ航空ハワイ便エコノミー機内食の様子はこちら↓
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